ハーイ、こんにちは・・・

鎌倉ユネスコ協会 

新理事長 石田 喬也さん

 

役員改選の今年6月の総会で、第8代理事長に就任された石田喬也さんを閑静な今泉台のご自宅に訪ねました。

入会は
会員10年のブロンズ賞を昨年受賞したので、会員歴は11年になります。(そのころバザーは鎌倉駅西口・横浜銀行の駐車場を借りて大々的にしていた。売上も一日で百万円を超えたこともあったという良き時代)。石田夫人が生活クラブ生協のバザーを隣でやっており、久保理事と友人だった事から、バザーのお手伝いに行った石田さんは、その場で入会。若い頃からユネスコの平和を願う心には共鳴しておられたそうです。
しかし、団塊世代前の企業戦士で忙しく、初めは鎌倉世界遺産委員会以外は、もっぱら会費会員としてのみの参加でした。
深く関われるようになったのはJICA招へい事業の会計や委員長をされた頃から。その後2年間は事務局次長として主に会計を担当し、鎌ユの活動の流れをしっかり把握する事ができたそうです。

国際機関等での活動を通して
理事長として新しい年度の目標に掲げたものは@会員の全員参加Aユースの力を引き出すB国際的な連携の3点です。
これは石田さんの、以下のような稀有な経験の結晶から来ていると思われます。
電機メーカのIT(情報処理技術)関連の技術者、研究者のキャリアを経て、経団連を代表してパリのBIACに7年間にわたり参加。BIACとは30カ国から成るOECD(経済開発協力機構)が策定する政策に対して経済界からの意見を諮問する国際機関。その産業技術委員会のチェアマンとして加盟国代表のコンセンサスを纏めあげる仕事に携わられました。
また定年後の2005年からは、ベンチャ―キャピタル会社で、若い人が次々と起業してくるIT関連ベンチャー企業への投資アドバイザーをしてこられました。
これらすべての経験を生かして21年目を迎える鎌ユの舵取りが期待されています。

趣味は
ジャズ鑑賞に加えてチェス。大学の卒論のテーマとされた人工知能でコンピューターにチェスのゲームをさせる研究をされたのがきっかけとのこと。書斎には世界中から集めた珍しいチェス盤が並んでいました。 (文・写真 内田)


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