模擬国際会議〜留学生と教育について考える〜

11月7―8日に開催された第65回日本ユネスコ運動全国大会in横浜において、「青年企画プログラム」ならびに「青年のつどい」を青年実行委員会(厚木ユネスコ協会の青年と共に13名で構成)として企画しました。特に11月7日(土)に行われた、留学生7名と日本の学生、総勢10名による「模擬国際会議〜留学生と教育について考える〜」は、白熱した議論で盛り上がり、全国大会の明るいスタートとなっただけでなく、青年のパワーを多くの方に届けられたようで大好評でした。このときの模様は翌日の読売新聞でも紹介されました。今回のYouth Eyeでは、この全国大会の報告として、当協会から委員となった5名の声を紹介します。
★実行委員としての活動は、振り返ってみるとあっという間でしたが、とても充実したものでした。
全国大会に向けて準備し、留学生達と交流する中で考え方の違いを超えて互いに理解し合うことの大切さに気付きました。今までとは違う視点から教育について考えるなど、私にとって、新しい学びの場となりました。(安斉さくら)
★今回の企画で私は初めて、留学生と話す機会を持ちました。それぞれ生まれも育ちもばらばらで考え方も全然違うので、分かり合おうと熱心に話をしてくれました。そのなかでどの留学生も平和を望む心は同じであることに感動しました。この企画に関わり、自分の世界観が広がったし、とても楽しかったです。これからもこの経験を生かして活動していきたいです。        (内間遥子)
★キャストの8名に多大なご協力をいただき、とても面白く、実りの多い「模擬国際会議」となりました。生の声をぶつけ合うには1時間では短すぎたくらい!あれだけ議論が白熱してもケンカなどは一度もなく、武力を行使せずとも相互理解することは可能であると感じました。また、青年のつどいでは募金や書き損じハガキについてのディベートを行い、日頃や今後の活動を見つめる機会となりました。すべての皆さまの温かい励まし支えに感謝いたします。青年ここにあり!(鎌倉真音[委員長])
★「物理的なバリアフリーは発達しているけれど、心のバリアフリーはまだまだですね」。ネパール出身のカマルさんは、日本に来て感じたことをこう表現しました。このような各国の留学生たちの本音は、時に私をハッとさせ、とてもいい刺激になりました。本番までに、実行委員がやりとりをしたメールの総数は約700通。なかなか忘れられない思い出になりそうです。(小芝梨紗[運営長])
★思えば青年実行委員が初めて集まったのは1年以上も前のこと。
いろいろなことがありましたが、年齢や立場、さらに文化的なバックグラウンドがちがう実行委員やキャストと一つの舞台を作り上げられたことをとても嬉しく思います。キャストたちの本音トークは、私自身"教育"そのものについて問い直すきっかけに なりました。
(佐野彩[経理])
 
 

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