ビーチコミング

科学・環境活動委員会

指導者に鎌倉在住のイギリス人、エマ・ロングホーンさんをお迎えし、3月23日、児童の春休が始まるのを待って、満を持してビーチコミングを実施しました。海岸は、油断が大惨事につながる危険な場所と定義し、万全の監視体制を敷く一方で、市の後援を受けて、広報に掲載して戴き、更に市内各センター12ケ所にチラシを配し、情報紙「鎌倉生活」への掲載、鎌ユ会員の口コミ宣伝等の広報宣伝活動を由比ヶ浜でビーチコーミング行った。その結果、定員30 名に対し、60名の参加を得た。

児童16、大人33、監視員7、医療1、取材2、指導1である。京都奈良には無い海を持つ古都鎌倉材木座海岸一帯の浜辺は、実はビーチコーミングの名所として、知る人ぞ知る特別な場所なのです。鎌倉時代の港、和賀江島跡が近く、当時盛んに交易がおこなわれた磁器の破片が拾える事、馬の骨、海から海流にのって漂着する桜貝、鯨の骨、ヒトデ、滑川の流れに運ばれて来る江戸、明治のレトロ品等、種類は豊富である事を、実際に拾ったお宝を示してエマさんから説明して戴いた。

いよいよ定刻となり、皆一斉に浜辺に散って宝捜し開始。筆者も浜辺の藻の中や、砂の中を探ってみた。ゆったりした時間が流れる。ロマンもある。これは中々楽しいではないか。大人も子供も楽しむ事ができる。そして1時間と言う長さは丁度適当な長さだと、自画自賛。

終了時刻の11時半なると、全員が戻って来た。最大の懸念事項だったので、ホッとした。

最後は持ち寄ったお宝の品定めの会「何これ品評会」である。

エマさんが丁寧に説明して下さった。鯨の骨を拾った人がいる。これは貴重だ、ヒトデを拾った人もいる。手ぶらの人には、エマさんからお宝をプレゼント。感謝!鎌ユからは馬の歯をプレゼント。

お決まりの記念撮影の後、続く鎌倉ケーブルテレビの撮影で大いに盛り上がって「イエー」と拳を突き上げ、締めくくった。 (神澤)

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