料理を通して国際理解

コンゴ編

国際交流委員会の行事の一つ「料理を通して国際理解」コンゴ編を11月19日(火)に鎌倉市福祉センターの調理室で開催しました。講師として在日コンゴ民主共和国臨時代理大使夫人ジャンヌ・ムウェンダさん、アシスタントとして国際原子力機関東京事務所上席監察官夫人オーシェンさんにお出で頂きました。料理を通して国際理解
募集25名の内会員は10名で、国際交流委員会委員以外は「男の料理教室」の先生、蓼沼会員お一人でした。コンゴと言う日頃なじみのない国を知る絶好の機会でしただけにもう少し多くの会員の参加が惜しまれました。片や会員外への電話勧誘では、以前の参加が楽しかったからと、参加希望者が続出、すぐ15名が応募、満席となりました。
今回は不思議なご縁で、慶応大学の長谷部葉子准教授等がコンゴに建てられた大学で1年間日本語を研修し、数日前に来日したコンゴの女子留学生3名が内田国際交流委員ご提供の鎌倉の住宅に逗留中でしたので、随行学生と民族衣装で参加して下さり、各調理台に分かれて、ムウェンダさんとオシェーンさんの各台でのきめ細かで親切な指導のお手伝いをしていただきました。
主食となるFufuは講師持参のセモリナを水から煮込んで、マッシュポテト風に仕上げた物。 Mbikaはその名のペースト(ウリ科の種の胚乳の塊)を良く練り、ちぎって、干し魚等とトマト味で煮込んだお料理。Mbisiya Kokalingaはナイルパーチ(鱸科)を卸ニンニク、ナツメグ、塩、胡椒で味付て揚げた物。どれも珍しい食材の美味しいお料理でした。デザートはコンゴの多種のフルーツの盛り合わせ。
食後はお国紹介ビデオ鑑賞。それにより、コンゴは世界で11番目に大きい国、多民族で公用語はフランス語。鉱物資源に富んでいて、タンタルは電子機器などに今や世界中で引っ張りだこ。文化面ではジョゼフ・カバセレなど有名な音楽家を多く輩出していることを知りました。それに続いて留学生も一人ずつお国の衣装、村の様子、暮らしなどについて、習得したばかりの日本語で一生懸命紹介したので、参加者は感銘を受けていました。今回はリンガラ語、フランス語、英語に日本語が飛び交い、美味しいコンゴ料理の香りとともにコンゴカラー満載、五感で国際理解に及んだ催しとなりました。        (奥山誼子)

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