留学生との交流会

国際文化交流の貴重な経験になりました

国際交流委員会の恒例行事となった今回の留学生との交流会当交流会は、2013年度の終わり、3月29日(土)に、前半の意見交換・懇親セッションはNPOセンター鎌倉にて実施し、後半は鎌倉文化遺産ツアーに参加者一同で出かけた。

参加した外国人4人は、留学生の清泉女子大学3年生(トルコ)、聖心女子大学3年生(中国)及びYMCA東京日本語学校男子学生(台湾)、並びにYMCA東京日本語学校男性若手職員(台湾)。日本側の学生参加者4人は、聖心女子大学4年生と慶応義塾大学の男子学生3人(2年生2人、1年生1人)。加えて、留学生アテンド役として参加の清泉女子大学ボランティアセンター・中村副センター長、並びに当協会会員10名、参加者合計は19名となり、男女比がバランスした双方の若者中心の和やかでにぎやかな会となった。しかし、当協会からは都合が悪い方が多くて、国際交流委員会委員以外は2名にとどまったこと、とりわけユース会員はゼロであったことが、この会の趣旨からは極めて惜しいことであり、今後の課題であることを痛感。

当交流会のメインとした意見交換タイムについては、テーマを「私の国のクールな文化・風習について」としたが、それぞれの事情で参加留学生が直前に入れ替わった(当初の出身国はトルコ、中国、韓国、台湾、ミャンマーの5ヶ国であった)こともあって、留学生側は当テーマのプレゼンテーションの準備がほとんど出来ていなかったことが残念であった。参加留学生のアレンジをもっと早い時期からやるべきであったなど、次回に向けての反省としたい。しかし、この意見交換タイムに色々と提起された、宗教観や教育システムなどなどの話題は、日本側参加者にもブラジル帰国子女や海外の長期滞在・旅行者が何人もいたことがあって、議論が大いに盛り上がり、参加者それぞれにとって間違いなく国際文化交流の留学生との交流会貴重な経験になった。

また、昼食に御代川からの仕出しお弁当(留学生にユネスコ世界遺産となった和食の本物を楽しんでもらおうという意図による)を食べた際は、日本側参加学生や当協会会員が留学生を囲むように座って親密に話し合っていたが、段かつら、鶴岡八幡宮、小町通りから江の電での大仏殿までの後半の観光ツアーでも、道すがら留学生との懇談の花を咲かせていた。最後には、高徳院客殿にて佐藤会長が直接、応接してくださり、会長の大変お心のこもったおもてなしと美しい庭に参加者一同は大感激して、このたびの交流会が無事、終了となった。(石田)

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