料理を通して国際理解

ラオス編

国際交流委員会の定番行事である「料理を通して国際理解」は、今回はラオス編として、6月26日(木)に鎌倉市福祉センターの調理室で開催しました。料理を通して国際理解講師は在日ラオス婦人であるピンマチャンビルンさんにお願いしました。 
参加者は25名。

お料理は4種類で、一品目はカオニャオ、糯米を蒸したラオスの主食です。ビルマさんご持参のラオスの竹の蒸し器で蒸しました。
竹で編んだ御櫃のようなものに入れてテーブルに出すか、お弁当で持っていく場合はそれの小ぶりなものに入れます。
2品目はラープと言うラオスの代表的なお料理で炒めた鶏と野菜、ハーブを混ぜたピリ辛の一品です。カオクアというお米を乾煎りしてすりつぶしたものを必ず入れます。こちらはカオニャオを手で御団子にしたものと一緒に手で食べるのが食べ方で、そのために食卓脇に水を入れたボールを置きます。
3品目はヤムサラットと言うサラダです。豚挽をニンニクで炒め、そこに種々の野菜、卵の固ゆで、調味料加えて珍しい黄身ソースで絡めたサラダの出来上がりです。
4品目はカボチャとタピオカのココナツミルクデザートでコツはタピオカを茹ですぎないことです。

野菜をたっぷり使うヘルシーなラオスお料理をみんなで堪能。

食後はビルンさんの35年前のインドシナ難民としての御苦労談を伺いましたが、日本に来て大変ではあったが苦労を苦労と思わなかったと言うビルンさんの行動力と前向きな姿勢に救われました。25年間開いていたレストラン(ラオスの方が集う憩いの場所)を6月で閉店され、今後は治安の良い、ラオスと日本を行ったり来たりしながらラオスとタイ語のベテラン通訳官として警察に協力されるとのことです。    (奥山誼子)

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