新年のご挨拶

新年おめでとうございます 会長 佐藤美智子

新年に当り昨年一年間を振り返ります時、各ご家庭では悲喜こもごもおありだったこととは存じますが、この湘南地方は日本各地で起こった様々な災害にも見舞われず、何とか平穏な日々を過ごせました事は誠に有難いことでございました。その中で鎌ユが予定の活動を順調に活発に展開できました事はご同慶の至りでございます。
まず一番の大事業だった2013年度の中部東ブロック研究大会を皆々様のご努力で大成功裡に終えることができました事は、特筆すべきことでしょう。一年間そのためにご尽力くださった田村耕一郎担当理事と関係委員の皆さまに厚く御礼申しあげますと共に、会員の結束力の見事さに改めて鎌ユの実力を見る思いを致し、心から感謝申し上げます。
昨秋10月には2014年度の中部東ブロックユネスコ活動研究大会in木曾に私も参加させていただきました。直前の御嶽山の噴火でご苦労が多かったはずですが、予定通り大会を実施され「未来の子どもたちのために持続可能な社会の構築を目指す」のテーマのもと、横浜国大の鈴木邦雄学長の基調講演等大変勉強になりました。他の地域での大会に初めて出席して、研究大会の意義の大きさを改めて感じた次第でございます。
また、11月に上智大の石澤良昭教授を講師として開催されたユネスコ・サロンが鴇澤武彦コミュニケーション委員長のご努力で盛会裡に終了できましたことも誠に有難いことでございました。石澤教授の「カンボジア人によるカンボジア人のためのアンコール・ワット修復」は正にユネスコ精神そのもののお話しで、先生の長年のご功績に感銘を深くいたしました。
当日は会員以外にも多数のご参加を見たことは、一人でも多くの方に鎌ユを知って頂く良い機会になったと存じます。
鎌ユの様々な活動に私自身が中々参加できず言及できないことをとても残念に想っているのですが、各委員会が大層有意義な活動を展開なさっていらっしゃる事を聞きおよび、心から有難く敬意を表したく存じます。
世界にはまだまだ紛争が絶えません。いつになったらユネスコの目指す世界平和が実現できるのか、時には絶望的にすらなりますが、諦めずに小さな努力を重ねていくしかないのでしょう。
世界平和実現のために活動するユネスコを広く世間に浸透させるためにはユネスコスクールの意義が大きいと、その必要性を最近強く感じています。今年度は新たに、石田喬也国際交流委員長が鎌倉女学院に働きかけてくださっていますが、他校でも多くご理解頂けるよう、がんばりたいものです。
年初にあたり皆さまのご健康とご多幸と益々のご活躍を祈念申し上げます。

~次の四半世紀にむけて 理事長 森井 曠雄~

明けましておめでとうございます。
皆様には、お揃いで新しい年をお迎えの事とお慶び申し上げます。
本年の干支「乙未」の由来・縁起について調べてみますと、群れを成す未(ひつじ)は、家族の安泰を示し、いつまでも平和に暮らすことを意味し、良いことが次々に起こる楽しい年になるとの事です!!したがって、何事も真面目に取り組めばきっと良い結果が出るとしたためてありました。
正に「ユネスコの年」の様です!
前年度の事業推進に当たっても佐藤会長の幅広い人脈を通じての率先したご指導を戴き、「中部東ブロックユネスコ活動研究大会」はじめ、大きな事業を成功裡に終えることができました。前々年度に大ブレークした「書き損じはがきキャンペーン」は心配していましたが総額90万円になり、引継づきアフガニスタンのカブールに寺子屋建設資金として寄託できました。
本年は鎌ユの伝統をまもりつつ、地域で活動する各種団体ともコラボレートし相互研鑽を図り、更に地域の皆様に広く鎌ユの存在を知っていただける様になれば良いと思います。
最も大きな課題としては、事務所確保問題です。創立以来25年を経て会員が250人を超えていることからも、止まり木が無い事は大きな課題であり、方向性を決める時期と思います。
本年度も、従来の絵画展、ユース賞、献茶会バザー等々、多彩な事業が展開されますが、前年末に活動分野ごとに6つある委員会毎に中期計画を纏めていただき、今後執行部とで全体計画を取り纏めます。
新しい四半世紀に向けて、未来世代に対して責任ある方向性を打ち出し、さらに次の世代へのバトンタッチができるような実績を積み上げられるよう、会員の皆様のさらなるご協力とご支援をお願い致します。
末筆になりましたが、本年も皆様にとって幸多き年になりますよう祈念申し上げます。

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