機関誌「ユネスコ」 2020年1月号

特集 2020年 書きそんじハガキ・キャンペーン

「書きそんじハガキ」で世界の教育を支援

  • 書きそんじハガキ・キャンペーンとは?

書き間違いや使わなかったなどの理由で投函されなかった未使用のハガキや切手、商品券やプリペイドカードなどの金券を回収し、現金に換金して「世界寺子屋運動」の活動に活用しています。ハガキなどは通年受け付けていますが、年賀状をはじめ、新年度で書きそんじハガキが出やすい12月~翌年5月をキャンペーン期間として、重点的に募っています。

書きそんじハガキ・キャンペーン 書きそんじハガキ・キャンペーン
  • 前回は4200万円分集まった!

書きそんじハガキ回収による支援金づくりというアイデアは、岐阜県ユネスコ協会で着想されました。そして1990年からは名古屋国際センターが世界寺子屋運動にこのシステムを導入し、ボランティアの協力で大きく広がっていきました。1990年当時はどこの団体も同様の活動はしておらず、斬新な発想でした。全国から20万枚を超えるハガキが集まり、これが今日の「書きそんじハガキ・キャンペーン」につながっています。前回のキャンペーンでは、166のユネスコ協会・クラブをはじめ、企業や団体、ユネスコスクール、個人など多くの方々にご協力をいただきました。

近年、年賀状を送る人が減っており、年賀はがきの販売枚数は2004年の約44億5900万円から2018年には24億枚まで、およそ45%も減少しています。若年層がSNSを利用するため年賀状を出さないだけでなく、これまで継続的に出していた人が年賀状を「卒業」するケースも増えているようです。

そのようななか、前回のキャンペーンでは4200万円分の書きそんじハガキ(47円計算で約89.3万枚相当)が日本全国から集まりました。皆さまのご支援に感謝申し上げます。

送られたハガキには「少しですが役立ててください」「子どもたちの教育に使ってほしい」というコメントが添えられていることもあり、皆さまの思いを現地に届けられるよう活動を続けています。

書きそんじハガキによるご支援は、世界寺子屋運動を支える大きな力となっており、2019年度にはアフガニスタン、カンボジア、ネパールおよびミャンマーの4ヵ国で6000人以上の子どもや大人が、寺子屋で学びの機会を得ることができました。

厳重な管理のもと、会員のボランティアに仕分け作業をしていただいている 厳重な管理のもと、会員のボランティアに仕分け作業をしていただいている

こんな取り組みをしています!

  • 仙台ユネスコ協会(宮城県)

会員の方がUnicefとUNESCOの違いを明確にするため、成人女性に焦点を当てたオリジナルのチラシ(写真)を作成。世界寺子屋運動が支援している大人の女性たちの写真や説明、書きそんじハガキの流れが詳しく書かれています。

仙台ユネスコ協会(宮城県)
  • キャンペーン2019の第1位 鹿児島ユネスコ協会

事務局のある県庁を通じて、鹿児島県内の公立・私立の小学校から大学、専門学校900校以上に、書きそんじハガキ・キャンペーンのグッズを送付しています。また、県の広報を活用して、テレビ、新聞、ラジオに出演するなど広範囲に回収を呼び掛けています。

キャンペーン2019の第1位 鹿児島ユネスコ協会
  • 長浜ユネスコ協会(滋賀県)

市内の幼稚園や保育園、小中高校、図書館、行政、企業など135ヵ所もの場所に回収BOXを設置し、書きそんじハガキ回収を呼びかけました。また、市の広報誌やホームページのほか、市役所に数ヵ所設置の電光掲示板(写真)でも広報を行いました。

長浜ユネスコ協会(滋賀県)
  • CSR活動の一環でご協力 株式会社電通

本キャンペーンのキャラクター「タンス遺産三兄弟」は、株式会社電通の社会貢献活動によって誕生しました。同社にはこのほか、さまざまな媒体での広報活動にもご協力いただいています。今年も新しいキャンペーン動画が完成しました。
Youtube[書きそんじ 2020]で検索を!

CSR活動の一環でご協力 株式会社電通
  • グッズもご用意しています!

学校や企業などグループで活動する際に便利な、ハガキ回収ボックスやポスターなどのグッズをご用意しています。ご希望の方は、お気軽にご連絡ください!

グッズもご用意しています!