機関誌「ユネスコ」 2020年1月号

地域のユネスコ協会・クラブの活動を紹介
ユネスコ活動の広場

50年目になる青少年キャンプ

  • 高崎ユネスコ協会(群馬県)

高崎ユネスコ協会では、毎年夏の恒例事業として「高崎ユネスコ青少年キャンプ」を開催している。今年度は8月7日(水)から2泊3日で、倉渕わらび平森林公園で実施。47回目を数える本事業、今年で50年目の節目を迎えた高崎ユネスコ協会の創立当初から続く青少年育成事業である。小学4年生以上を対象とした歴史あるキャンプでは、自然体験や地域遺産巡り、英語ゲーム、班名につけられた世界の国について調べて発表するなど盛りだくさん。当日は地元の高崎経済大学生もスタッフとして活躍した。

キャンプの目玉、源流探索で「ひゃー冷たいよ」と子どもたち キャンプの目玉、源流探索で「ひゃー冷たいよ」と子どもたち

世界遺産の古墳群の魅力を体感する
エクスカーション

  • 堺ユネスコ協会(大阪府)

2019年度の近畿ブロック研究会in大阪のエクスカーションでは、堺ユネスコ協会企画の「百舌鳥(もず)・古市古墳群巡り」を実施。昨年7月に世界文化遺産登録された百舌鳥・古市古墳群を一望する堺市役所展望ロビーからスタート。堺市博物館では、古墳の歴史や構造、古代から近代までの堺の歩みについて学んだ。伝仁徳陵では人工とは思えない山のような偉容に古代の労力や技術を想像し、住宅地にひっそり佇む「いたすけ古墳」では、土地開発から古墳を守った地域住民による保存運動の名残である橋の残骸を見ることができた。古代ロマンに思いを馳せるとともに、地域の人びとの古墳に対する愛情にも触れる見学となった。

南西から見た百舌鳥古墳群(堺市博物館提供) 南西から見た百舌鳥古墳群(堺市博物館提供)

親子2代続く参加者も!
ユネスコ・サマーチャレンジスクール

  • 防府ユネスコ協会(山口県)

2019年7月22日(月)・23日(火)に、国立山口青少年自然の家で開催、市内の小学生42人が参加した。スクールの目的は、自然に親しみ、社会性やたくましい実践力を養うとともに、国際平和について学ぶこと。1日目は、いろいろな国の人との交流、ユネスコ学習、チャレンジハイキング、星空観測、2日目は、茶道体験、野外炊飯でポンポラ飯づくりなどの充実した内容。

参加者からは、皆と協力することの大切さや、「外国人との交流で言葉を話さなくても心が通じることを学んだ」「友だちができるか心配だったけど、すぐにできたのでよかった」という感想も。今年度、創立70周年を迎える中で、65年の歴史を誇る代表的な事業。親子2代での参加者も多い。時代に合った内容に見直しを図りながら、今後も継続する予定だ。

通称「ユネスコ小学校」と呼ばれ、毎年すぐ定員に達する 通称「ユネスコ小学校」と呼ばれ、毎年すぐ定員に達する

地元企業と共同開催で人気コンクールに

  • 沖縄県ユネスコ協会(沖縄県)

沖縄県ユネスコ協会と、かりゆしグループが共同開催している第18回「おきなわの観光絵画コンクール~絵で伝えよう!私のまちのたからもの~」の表彰式を、11月23日(土)に行った。このコンクールは、沖縄の観光をテーマに、特性のある自然や歴史、郷土の価値を再認識しつつ、観光、文化や世界遺産に対する理解を高めることを目的に開催。応募総数4364点の中から沖縄県ユネスコ協会会長賞など各賞が選ばれた。2013年の第12回までは沖縄県ユネスコ協会独自で開催してきたが、観光業に携わるかりゆしグループが同様の絵画展を開催していることがわかり、第13回から共同で開催している。共同開催により応募数も増え、地元に根付いた絵画展として広く愛されている。

沖縄県ユネスコ協会会長賞(小学校低学年の部)受賞作。沖縄の伝統行事「ハーリー」を描いた 沖縄県ユネスコ協会会長賞(小学校低学年の部)受賞作。沖縄の伝統行事「ハーリー」を描いた