機関誌「ユネスコ」 2020年4月号

地域のユネスコ協会・クラブの活動を紹介
ユネスコ活動の広場

9ヵ国の外国人と中学生の国際交流

  • 安中碓氷ユネスコ協会(群馬県)

 市内の中学生と地域に住む外国人による「国際交流の集い」を2019年10月26日(土)に開催した。今回で29回目を迎えるこの活動は、互いの国の文化や生活習慣の違いを語り合い、相互理解、親睦を深めることを目的としている。
 今回は、持続可能な開発目標(SDGs)の中から、ゴール1(貧困をなくそう)、2(飢餓をゼロに)、4(質の高い教育を皆に)、10(人や国の不平等をなくそう)、16(平和と公正をすべての人に)をテーマとした。
 フィリピンなど9ヵ国の方々にそれぞれ自国について話していただいた。参加した中学生は、自分と同世代の世界の子どもたちを取り巻く環境に大きな差があることに驚き、世界には子どもたちのために改善しなければならない課題が山積みであることを改めて実感した。

懇親会ではフィリピンの伝統ダンスを披露していただいた 懇親会ではフィリピンの伝統ダンスを披露していただいた

「ユネスコ世界寺子屋運動30周年記念
平和への祈り 第4回チャリティ・パーティー」

  • 個人会員世話人会

 個人会員の有志による「平和への祈り第4回チャリティ・パーティー」が2019年12月13日(金)に東京で開催された。今回は、駐日インド大使館臨時代理大使ラジ・クマール・スリヴァスタヴァ氏による講演「インドにおける社会改革ガンジー生誕150周年に寄せて」のほか、ソプラノ歌手の倉原佳子女史によるミニコンサートが開かれた。全国の個人会員が会して、学び、親睦を深める豊かな機会となった。なお、会費及びチャリティ・オークション収入より世界寺子屋運動に浄財が寄付された。

チャリティ・パーティーは今年も12月11日に開催予定 チャリティ・パーティーは今年も12月11日に開催予定


韓国の姉妹協会と交流を深める

  • 市民レベルでの友好の思いを胸に 広島ユネスコ協会(広島県)

広島ユネスコ協会は、韓国ユネスコ大邱(テグ)協会との姉妹協定を2000年に締結。節目の20年目となった2019年の10月に、12名の会員が大邱を訪れた。現在、日韓関係は政治面などでギクシャクする厳しい状況にある。こんなときこそ、民間ユネスコ運動として、率先して、積極的に市民レベルの友好交流を推進していかなければならない、との思いで訪問した。滞在中は、さまざまな施設や史跡、自然などを見学し、懇親会も実施。ユネスコ協会会員同士で温かみと深みのある交流となり、大邱市民とも笑顔で気軽に接しあうことができた。人と人が直接に出会い、心を通わせる交流の意義の大切さを、改めて痛感した訪問であった。

ユネスコ協会の会員同士で心の通う交流が実現した ユネスコ協会の会員同士で心の通う交流が実現した
  • 30年以上続く子どもたちの絵画交流展 名張ユネスコ協会(三重県)

名張ユネスコ協会では、1986年に韓国ユネスコ京畿道(キョンギド)協会と姉妹提携を締結、同年から小中学生の絵画交流展「日韓学生絵画交流展」を実施している。昨年11月に行われた絵画展(韓国では8月に展示会を開催)でも、両国の小中学生40人ずつが描いた作品80点が展示された。名張の子どもたちの作品は、学校行事や伝統的な遊びなど日常生活に密着したものが多く、一方、韓国の子どもたちの作品は、両国の国旗や地球儀、手をつなぐ人など国際親善をテーマにしたものが並んだ。この絵画展を通して、小中学生の国際理解や平和を願う心が着実に育まれている。