機関誌「ユネスコ」 2021年1月号

地域のユネスコ協会・クラブの活動を紹介
ユネスコ活動の広場

コロナ禍でも学べる場を提供

  • 特定非営利活動法人維新隊ユネスコクラブ(東京都)

 同クラブは、高校生および大学生のボランティア講師による週1回の食事つき個別指導型無料塾「ステップアップ塾」と、食事つき自習室「STUDY CAMP」をかねてより行ってきた。新型コロナウイルスに伴う休校による自宅学習は、家庭環境に大きく依存することになり、新たな教育格差を生み出しているといわれる。そうした中、コロナ禍でも学びの場を守ろうと無料塾ではオンラインによる個別学習指導を開始し、必要な者にはタブレット端末の貸し出しなどオンライン環境の提供を行っている。軽食を提供する自習室は、企業の支援を受け徹底した感染予防策をした上で継続。社会の状況に合わせ、ニーズの変化にさまざまな工夫をしながら学習支援を継続し、子どもたちが希望を持って学べる場を守る活動を続けている。

軽食の提供を受けながら自習をする子どもたち 軽食の提供を受けながら自習をする子どもたち

オンラインで料理講座を開催

  • 名古屋ユネスコ協会青年部「若鯱組」(愛知県)

名古屋ユネスコ協会青年部「若鯱組」は、2020年11月14日(土)に、食という身近なテーマをもとに「国際理解講座vol.8“世界の料理”」をオンライン開催した。大学生と社会人あわせて14名がそれぞれ自宅から参加。カナダ在住のカナダ人講師シンディさんとオンライン中継でつくり方を教わりながら、各自が事前に用意した食材でカナダ料理シェパードパイをつくった。
 さらに、カナダの国土や文化についてのクイズや質疑応答を行い、参加者からは「知らなかった文化や料理が学べてとても楽しかった」と感想が寄せられた。この講座は「青少年ユネスコ活動助成事業」により実施された。

それぞれの自宅とカナダをつないでシェパードパイづくりに挑戦! それぞれの自宅とカナダをつないでシェパードパイづくりに挑戦!


高円宮妃久子殿下 ご臨席
ベイルート支援公演「ベイルートへの祈り」能舞台公演とチャリティ・ディナー

  • 個人会員世話人会

2020年8月4日に起こったレバノン、ベイルートでの大爆発により約30万人以上が被災された。亡くなられた方々、残された方々の魂を鎮め、この苦難を乗り越え進むべき道をともに求めていきたいと、10月4日(日)にチャリティパーティーを開催。能楽や音楽、芸術そして文化を通して絆を深めることができた。
 集まった寄付金の一部は世界寺子屋運動へ。今後3ヵ国で建設予定のラーニングセンターへと夢を託す。

在日レバノン大使 ニダル・ヤヒヤー氏(右から2人目)と
個人会員世話人会代表 炭谷 宇紀子氏(右端) 在日レバノン大使 ニダル・ヤヒヤー氏(右から2人目)と 個人会員世話人会代表 炭谷 宇紀子氏(右端)


市内全小・中学校に感染予防グッズを寄贈

  • 白石ユネスコ協会(宮城県)

地元小・中学校を応援しようと、白石ユネスコ協会では、市内13の全小・中学校に手指消毒用アルコール(250ml)880本を寄贈した。学級内に掲示する感染予防の啓発チラシと、医薬品卸提供の不織布マスクも配布。白石薬剤師会の協力を得て、新型コロナウイルス感染症に関する講義も行った。生徒からは「正しく怖がるという意味がわかった」「しっかりと理解して予防するのが大切」と感想が寄せられた。「青少年ユネスコ活動助成」により実施。

消毒用アルコールとマスクを各校に届けた 消毒用アルコールとマスクを各校に届けた