No.195−5
書きそんじハがキが届きました
2月14日(金)午後 目黒区立不動小学校の宇賀村先生と5年生と6年生の児童4名が書きそんじハガキを持って事務局に来られました。西村君、立川さん、シャーロック君そして増田さんは、加藤会長からユネスコの話を聞いた後、"共に生きる"バングラデシュ編のビデオを見ました。書きそんじハガキがどのように生かされているのか、また、学校に行くことが出来ない人達の生活、寺子屋で文字を学ぶことによって一人一人が希望と夢を持つ事ができる喜びを知ることができました。世界教育フォーラム/世界社会フォーラム参加報告 |
去る1月19日から1月28日まで、ブラジルはポルトアレグレ(Porto Alegre)にて開催された第2回世界教育フォーラム(O
Forum Mundial de Educacao)(1月19日−22日)と第3回世界社会フォーラム(O
Forum Social Mundial)(1月23日−28日)に全日参加してきました。両フォーラムは、1970年代後半以降、世界銀行/IMFに代表される国際金融機関や、米国/日本の先進国多国籍企業によって牽引される、自由市場経済万能主義の世界化(新自由主義グローバル化)に、草の根レベルからNO!を唱えるための民衆参加型の国際フォーラムです。ラテンアメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、アジアからの知識人、市民団体、草の根の社会運動組織が、参加型民主政治のモデル都市でもあるポルトアレグレに集まり、新しい社会のあり方について意見を交換します。スローガンは「もう1つの世界は可能だ(Outro
Mundo é Possivel )」です。教育フォーラムは、市場万能主義による教育の民営化が、初等教育や社会教育の普及を妨げ、将来世代にわたって社会の基盤を不安定にすることを全面的に問題視しました。後者、社会フォーラムに至っては、今年は前年の約2倍にあたる10万人強の参加者を動員し、新自由主義と米国による対イラク戦争の全面的反対を訴えました。社会フォーラム開会の23日と閉会の27日の夕方には、それぞれ10万人と2万人の参加者がポルトアレグレの街を行進しました。