No.208-3
田島重雄氏「指導者賞」受賞 おめでとうございます |
目黒ユネスコ協会顧問である田島重雄博士が、母校ミネソタ大学から卓越した指導者として功労賞を授与されました。博士は1955年同大学で農業教育の修士号を取得され、帰国後北海道大学で農学博士号を取得され、帯広畜産大学教授に就任。1968年にはユネスコ本部(パリ)の農業教育科学部の部長に任命されました。又、日本ユネスコ国内委員、專本ユネスコ協会連盟理事、当協会副会長等国内においてもユネスコ運動に幅広く活躍され、現在は当協会顧問の要職をお引き受け下さっています。
岐阜県白川村立白川中学校修学旅行生、事務局来訪 |
5月26日のとても暑い日、白川中学校の生徒七名が同校小川潤也教諭に引率されて、修学旅行のプログラムの一つとして目黒ユネスコ協会事務局を来訪されました。2,000メートル級の山々に囲まれた静かなところから来られ都心の雑踏と暑さには驚いた様子でした。
この白川中学は全校生徒が50名というこぢんまりとした学校で、二年生になるとオーストラリアへ研修旅行に行くそうです。広い世界を体験することが地域に生かされ、15年度の学校行事を拝見すると、茅葺き作業の一部体験や村内一斉美化運動に参加等、地域の一員として活躍している様子がよく分かります。THINK GLOBALLY ACT LOCALLYの言葉が生きているようです。白川地方の言葉で「はんすくたい」とは「いらいらする」という意味だと教えてくれました。英語を学びつつ方言も豊かに使う生徒さん達でした。私たちも生徒さん達と共に「はんすくたい」という言葉を口にしない生活を心がけたいと思います。ともに学んだ、実り豊かな午後となったことを感謝しています。 青少年対象活動委員会副委員長 宮崎富美子