【ネパール大地震の最新情報】
2015年5月25日
さいたまユネスコ協会で奨学支援している子供たちが暮らすパルパ県。
地震から1カ月経ち、その地域の情報が少しずつ入ってきました。
1.村によっては、約8割の家屋が崩壊、損壊し、テント生活をしています。
2.地震により、湧水の水質が悪化し、衛生状態が危惧されている村もあります。
3.大地震、その後の頻発する余震により、人々が精神的なダメージを大きく受けて、
心的外傷後ストレス障害が出ている人々も多数見受けられます。
4.損壊した道路、間もなく始まる雨期の大雨により、
生活必要物資が届かなくなる恐れがあります。
5.4か月にも亘る雨期の間は、道路・家屋の再建工事は全くできなくなります。
長引くテント生活、生活物資の不足、悪化する衛生状態により、
村人たちの心身の健康が危惧されます。