国際交流のつどい

[2020年度] 国際交流のつどい ≪中止≫

11月に予定していましたが、中止となりました。


[2019年度] ~バングラデシュ料理を美味しく体験/ユネスコについて楽しく学ぼう!~

日 時 2020年2月2日(日)
場 所 札幌エルプラザ4F 料理実習室
参加者 30名

バングラデシュ出身、北海道大学大学院環境科学院地球環境科学院研究室生物博士課程留生、KAMALSHUVRO SAJJAD(カマルシュブロ サジャッド)先生の指導の下、バングラデシュのチキンカレー料理とココナツ味デザート(ナリケル プリー)を一緒に作りました。
バングラデシュ料理にはカレーが欠かせません。
玉ねぎをみじん切にして、少しの油の鍋で飴色までゆっくり炒め、ニンニク、生姜、トマトを入れ、さらにコリアンダー、ターメリック、など9種類のスパイス、塩と水を加えて煮込み、最後にじゃがいもと鶏肉を入れ煮込みました。
どのグループも美味しくできて大変好評でした。
後半はサジャッド講師からユネスコの活動により、母国の女性の地位や教育環境が改善されたことを学びました。
普及PR委員会から、ユネスコの紹介と世界遺産クイズもあり、ユネスコについて勉強になりました。ユネスコとユニセフの違い(ユネスコは戦争の予防、ユニセフは戦争の治療)等を参加者に再認識していただき、だれでもユネスコ活動に参加できることをPRしました。
サジャッドさんの話によると、バングラデシュは認知症や癌の患者が少ないとのこと。もしかしたら、バングラデシュ・カレーに健康効果があるのかもしれません。
新型肺炎を予防するため、会場に漢方アロマ燻蒸も実施し、万全な対策で対応したことを付け加えます。
また、翌日の北海道新聞朝刊に大きく記事が載りました。


「国際交流の集い」に参加して

北大博士課程留学生のサジャッドさんより、バングラデシュの世界遺産やユネスコとの関わりなどをお聴きし、お母様の味の『カレー』、『ココナッツ餃子 (ナリケル・プリー )』を教わりました。
調理しつつお喋りしつつ、バングラデシュの方々の生活に思いを巡らし、理解を深めるきっかけとなりました。カレーもデザートも、とても美味しく出来上がりました。
食後、ユニセフとの違いやクイズで盛り上がり、楽しく有意義時間を過ごさせていただきました。
「~人の心の中に平和のとりでを築く~」と言うユネスコ憲章に感動しました。(佐々木 綾子)

2020年度 会報 No.38

[2018年度] 食と国際交流の集い「イタリア料理と日本文化 」

日 時 2019年3月17日(土)
場 所 札幌エルプラザ
参加者 37名

料理人兼ワインソムリエの明楽まり先生ご指導のもと、ヴァッレダオスタ州の北イタリア料理を皆で作りました。
ヴァッレダオスタ州とは、イタリアを長靴に見立てた時の上の淵のあたり。
聞きなじみありませんが、クレマディコーニュ(crema do cohen)というデザートを皆で作り、先生の作ったラファーボ(la favo)を食べました。
クレマディコーニュはチョコレート味のとろりとしたクリーミーなデザート。
ラフォーボは、ショートパスタと焼いたライ麦パンにトマトベースのソースをかけたもの。
どちらも美味しく、会員も会員以外の参加者の皆さんも、楽しんでお料理をされていました。(宍戸奈穂)

[2017年度] 食の国際交流のつどい 「 和菓子と日本文化」 指導 :牧田浩司氏

日 時 2018年2月4日(土)
場 所 札幌エルプラザ
参加者 40名

ユネスコの成り立ちなどの説明の後、小樽の老舗、和菓子処「つくし牧田」二代目の牧田浩司先生のご指導の下、和菓子作りに挑戦しました。
江戸時代中期ころに完成された「ねりきり餡」を使って、当時から今日まで引き 継がれている伝統的なデザインの和菓子三種をわかりやすく教えていただきました。
「あっ、桜の花びらが5枚に」「餡を包むのが難しい」「葉っぱが破れたー」などワイワイ言いながらも皆さん可愛くて美しい和菓子を完成させました。
和菓子を通して日本文化のすばらしさに触れることができました。(宍戸奈穂)


[2017年度] 第一回講演会 「マヤ文明と遺跡の宝庫グアテマラ」

日 時 2017年11月26日(日)
場 所 かでる2.7
参加者 38名

中米の国グアテマラ、コーヒーで知られてはいるものの「どこにあるの?」という質問から始まるほどまだまだ馴染みのない国です。
名越氏自身 名誉領事に就任して6年 、 グアテマラ訪問も11回になりますが、未だ訪れる度に新しい発見があるといいます。
発掘が続くマヤ文明の遺跡、スペイン統治時代のコロニアルな街並み、色の洪水とも呼ばれるカラフルな民族衣装や民芸品、更にはグアテマラの人々の温かさ等 、画像と共に語って下さいました。
また、マヤの子孫を多く残しているグアテマラでは、先祖は中央アジアから来たと言い伝えら れています。
蒙古斑を持ち、確かに顔の形は西洋人より東洋人の方に近くアジア人には親しみが持てます。
特別ゲストのグアテマラ人のカルロス・メレン氏は、英会話教師から、グアテマラのコーヒーブランドを立ち上げ、生産者が恩恵を受けるフェアビジネスとして、コ ーヒー製品の収益を生産者の子ども達の教育や生活向上に生かす社会活動をしています。
彼が開発したコーヒーが参加者に振舞われ、グアテマラの魅力を言葉と画像に加え 、 香りと味からも伝えていただきました。(委員長 陶恵栄)


[2016年度] 食の国際交流「タイ料理と家庭料理」

日 時 2017年3月4日(土)
場 所 札幌エルプラザ
参加者 38名(札幌ユネスコ会員 11 名、会員外 27 名)

札幌エルプラザにて、 稲恒スジンタラ先生を講師にお迎えして国際交流研修委員会主催による料理教室が開催されました。
参加者は38名、お若い女性、ベテラン主婦の方、男性と、たくさんの方にご来場いただき、調理室はほぼ満員状態でした。
タイでは幼い頃からニックネームを持ち、大人になっても友達だけでなく職場等でもその名前で呼び合う風習があるとのことで、私たちも スジンタラ先生のことを 「ノイ先生」とおよびしました。
ノイ先生は結婚を機に約10年前に来日されました。
お料理好きが高じて現在は札幌市内の タイレストランの 料理監修をしたり、お料理教室を開 催されています。
実習では、ココナツ砂糖(見た目はピーナツバター)、 バイマックル、バイトイ(どちらも葉)などの耳慣れぬ食材に戸惑いながらも、ノイ先生ご指導のもと、グルー プで料理を三品作りました。
作った料理は ☆ タイラーメン フォーのような感じ ☆ 鶏挽肉のミントサラダ ピリ辛! ☆ ココナツのデザートタピオカ入り 「タイ料理は、食べたことはあるけれど、作るのは初めて」という方が多かったのですが、 とても美味しくできました!
ご参加くださった皆様、ノイ先生、 コップ・クン・カー! (タイ語でありがとう)(宍戸奈穂 )


[2016年度] 「日本ロケット事業と私」

日 時 2016年8月28日(土)
場 所 かでる2.7
参加者 38名

講師のケンプス ・ ランドン ・ トマス( Kamps Landon Thomas )氏は、アメリカ バッファロー州立大学工学部航空宇宙工学卒業後、陸軍情報官を経て、 2015 年北海道大学工学院機械宇宙工学専攻修士課程に入学されました。
トマス氏は 「 『下町ロケット』という、最近放送されたドラマの物語は実際に存在します。そして、それは日本と宇宙開発 の未来にとってとても大切です。」と語られ 、日本のロケットの安全性や 北海 道の エンジニアたちの作ったロケットに、魅了されているとのことです。
また、日本には英語に翻訳されていなく、世界に未発表な素晴らしい革新的論文がたくさん埋もれているそうで 、日本語の読み書きができるトマス氏は、それらを「宝の山だ」と興奮した様子でお話しくださいました。
自らの研究はもちろん、英語も日本語もできるトマス氏は世界と日本の架け橋となりご活躍されることでしょう。
難しいロケット技術についても 分かりやすく解説してくださり 、とても楽しい講演会でした。(国際交流研修委員長 陶恵栄 )

[2015年度] 中国皇帝料理と家庭料理~李京修名人に習う食の国際交流

日 時 2016年2月7日(日)
場 所 エルプラザ調理実習室
参加者 40名

札幌駅前「京花楼」の総料理長・李京修先生をお招きして「ユネスコ国際交流のつどい」が開催されました。
当日は先生の麻婆豆腐、青椒肉絲の実演があり40名の参加者はメモを片手に先生の手さばきを拝見後、各グループ別に料理に取り掛りました。
30分ほどで料理が完成、初対面の方同志のテーブルもありましたが食卓を囲み楽しい時間を過ごしました。当日は中国の大みそかにあたる春晩。
料理と共に李先生から満漢全席をはじめ悠久の中国の文化を学ぶこともできました。
参加者からも「楽しかった」「家でも頑張ります」「色々な料理に応用可能」などの声があがり約二時間の楽しい交流のときを過ごしました。(和田文博)


[2015年度] 講演会「日本文化と日本酒」

日 時 2015年8月8日(土)
場 所 札幌エルプラザ
参加者 32名

今回は、日本での定住を選ばれたアメリカ出身の熊田架凛(カリン)氏が日本と西洋文化の違い等、ご自身の仕事である「日本酒」を通じて、様々なエピソードを交えて「日本文化と日本酒」というテーマでご講話下さいました。
熊田架凛(カリン)氏は1986年アメリカ・カリフォルニア生まれ、15歳時ロータリークラブの交換留学生として来日。
日本を好きになって、大学(アメリカ)で機械工学を専攻しながら、2006年〜2008年の間、年に二回来日し、明治34年創業の「銘酒の裕多加」をお手伝いしました。
2008年12月に「銘酒の裕多加」の専務理恵さんと結婚して、2009年4月「銘酒の裕多加」入社、2013年常務取締役となりました。
先週ハワイで開催された「第13回全米日本酒鑑評会」の審査員として参加。
帰国時、口の内膜がはがれるほど、審査日に300品以上のテイスティングの大変さをお話下さいました。
日本を愛し、日本酒に魅了されて、日本人と結婚して、さらに日本文化を広め、日本酒の審査員まで活躍する熊田架凛さんの講話は素晴らしいものでした。(国際交流研修委員 児島充子)


[2014年度] お餅つき大会

日 時 2015年3月8日(日)2時~4時
場 所 札幌エルプラザ調理実習室
参加者 40名

オーストリア、タイ、中国(含マカオ) 、朝鮮、ドイツ、バングラデシュ、ブルキナファソ、ネパール(アイウエオ順)の皆様もご参加下さいました。
臼と杵を運び入れ、餅米を蒸す所から始める本格的なもので、皆様も果敢 に「餅つき」に挑戦、好みで味付けしたお餅も好評で、定員40名一杯の参加者が、正に国際交流する楽しい話し声と笑顔溢れる会となりました。
日本人と外国人の方々との交流ばかりではなくて、外国の方々同士が交流する姿もあちらこちらで見られました。
食材は(株)アークス様が全面的にご提供下さいました。
ご協力下さった田中さんご夫妻、佐々木さん、杉目さんに心から感謝しております。
お手伝い下さった皆様にも感謝です。
司会は岩田が担当、徳田委員長が開会挨拶、陶副委員長が中国のお餅つきを紹介、古本副会長が 海外でのご体験を交えての閉会ご 挨拶をして下さり、お餅のお土産付き「国際交流のつどい」は無事終了いたしました。(国際交流研修委員会 平井朋子)


[2014年度] 講演会「天山北路の旅 ~新疆ウイグル自治区北部を訪ねて~」

日 時 2014年9月27日(土)
場 所 かでる2.7
参加者 22名

講師:淺利英吉氏
いつの日か私も行きたい!~平和を願いつつそう思った講演会
当協会会員である講師の淺利さんと事前打ち合わせの機会を得た。
「演題は、『天山北路の旅』でどうでしょう」、淺利さんの提案に、心の中で手を打った。
本講演は、蘭州を起点にトルファン、敦煌、カシュガル、ウルムチを巡った、97年の旅をもとにしている。副題のように、ここは「新疆ウイグル自治区」である。
だが行政上の呼称自体、本質的には政治的だ。今回の講演は、淺利さんの「歴史」と「文化」の旅を、講師撮影の写真とお話から追体験することが目的であり、政治が主題ではない。「天山北路」はぴったりだった。
この地域では、講演会の数日前も、公安当局の暴徒射殺などにより、50人の死者が出ている。今、淺利さんのような旅は難しいようだ。
当日、淺利さんのお話は、とても楽しく、この地の文化、歴史、自然をいきいきと感じることができた。
会員の見聞を共有することで、「心の中の平和の砦」が少し大きくなる…そんな貴重な機会であった。 (国際交流研修委員会 委員長 徳田実)


[2013年度] 講演会 「新渡戸稲造と札幌農学校」

日 時 2013年11月16日(土)
場 所 ホテルレオパレス
参加者 52名

国際交流研修委員会では毎年度講演会を企画しております。
講師に北海道大学名誉教授の藤田正一先生をお迎えして、「新渡戸稲造と札幌農学校」というテーマでご講演頂きました。 ユネスコの前身とも言える-ICIC:International Committee on Intellectual Cooperation(国際知的協力委員会)が大正11年(1922年)に開かれ、委員会では国際連盟の事務局次長であった新渡戸稲造が事務を担当しており、アインシュタイン、キュリー夫人等、著名な有識者12名が参加していました。
その後第二次世界大戦の開戦により活動は中止されました。
昭和20年(1945年)11月に国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)設立の会議がロンドンで開催され、ユネスコ憲章(戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなくてならない…)が採択されました。
藤田先生は北海道大学獣医学部をご卒業後、オレゴン大学、アルバート・アインシュタイン医科大学で学ばれ、北海道大学獣医学部教授、そし北大副学長を務められ、現在は北海道大学名誉教授、札幌平成遠友夜学校校長です。
ご講演でクラーク博士と新渡戸稲造の関わりの中でクラーク博士が生徒にお話になったお言葉のBe gentlemen(紳士たれ)は常に弱者に対して真摯に対応せよとの意味とおっしゃった事が印象的でした。
世界的に活躍した新渡戸稲造氏と北海道の強い絆を学び素晴らしいご講演でした。(委員長 児島 充子)

[2012年度] ユネスコ昼食講演会 「ロシアと日本(北海道)の友好と未来」

日 時 2012年12月1日(土)
場 所 札幌パークホテル
参加者 43名

講師 ロシア総領事 ワシーリ・サープリン氏


[2012年度] 第1回講演会「日本の健康教育の問題点 健康教育と食育」

日 時 2012年7月28日(土)
場 所 かでる2・7
参加者 78名

講師 札幌医科大学教授 當瀬規嗣氏