ひろば

名古屋気風

本岡 俊郎
名古屋でフードバンク活動に従事して7年目となりました。この地出身でないので、人間関係を築くのに苦労しました。気風は一言でいえば「真面目」です。「こいつは、信用できるか?」とジーと見つめられてきたようです。そして、最近になって急に友達が増えてきて、仕事ががぜん面白くなってきました。コツコツと努力し、ルールもしっかり守る。そういう土地柄がいろいろなところに現れてきます。例えば、市バスに乗ると「バス停に停まるまで絶対に席を立たないで下さい。」とうるさいように運転手がアナウンスします。交差点では、青信号になるまでまず踏み出さない。こういう風土が日本を代表する「物作り」の町を育てたのかもしれません。

体育会魂

齋藤 治男
夏の風物詩でもある「甲子園大会」今年は数々の話題を残し神奈川県代表の東海大相模高校の優勝で幕を閉じた。甲子園を目指しひたすら白球を追い続けた「野球少年」の体育会魂が甦った・・・そんな大会でもありました。 男子中学への入学から高校・大学と黒い詰襟で通い続け(女気がなく少し淋しい思いもあったが)体育会に籍を置き、小泉信三先生の教えでもある「練習は不可能を可能にする」という言葉を信じ練習に明け暮れた毎日を思いだしました。 頭で考え体に伝える、何回も何回も繰り返すうちに体が自然に覚え、考える前に体が動くようになっていく、好きなことだからできたのかもしれないが・・。しかし今は根気も続かない気がする。これも加齢のせいか? 体育会魂をもう一度、何事にも根気強く打ち込んでみよう、そんな気持ちにさせてくれた今年の夏でした。 高校野球よありがとう!!

心を込めて

吉岡 正彦
感情表現が豊かになってきた5歳の長男。心で感じた事に何かを加減する手段を知らないので、全力でありのままを表現する。その姿は純粋無垢でとても愛おしい。たくさんの事を経験し、様々な人に出会い、豊かな心を持った人間に成長することを、日々願う。心の尊さをいつまでも忘れないように、二人の息子を、心虎(ことら)・龍心(りゅうしん)と心を込めて命名した。 この子達が迷わないような道標となれるように、私自身も、しっかりと成長いかなければと強く思う。

ベトナムとの国際交流を通じて

早稲田 夕季
この夏ベトナムへの行政視察の貴重な機会をいただきました。 ASEAN諸国のほぼ中央にあるベトナムが急速な経済発展を遂げる中で、日本は道路や空港整備など、多岐にわたる最大のODA支援国です。神奈川県とベトナムにおいても、進出する県内企業の拠点がハノイ近郊にオープンするなど、交流が拡大しています。私が所属する県民企業常任委員会として、水道整備の技術支援を行う「かながわ方式・水ビジネス」の海外展開を図るための現地調査を行いましたが、神奈川が期待される国際貢献、国際交流への理解を深めることができました。 戦後70年の大切な節目に、武力に頼るのではなく、多様性を認め合い、外交の知恵を生かし、国を超えた人と人との交流こそが平和への実を結ぶ礎となること改めて学んだ夏でした。会員の皆様とともに、鎌倉から平和の活動に取り組んでまいります。

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