世界ユネスコ協会連盟大会in北京報告

海外より46ヶ国、オブザーバを含め約200名が参加しました

1981年に創立されて以来、基本的に4年に1度、開催されてきた世界ユネスコ協会・クラブ・センター連盟(WFUCA)の第9回世界大会が、7月22日~24日に中国・北京で開催され、海外より46ヶ国、オブザーバを含め約200名が、日本からは日ユ協連の野口理事長、川上事務局長他2名と服部WFUCA名誉会長、並びに加盟ユ協からは当協会よりの筆者1名のみ(青森ユ協からの5名は開会式に出席後ツアーへ)が参加した。

開会式では、クリストフィーデスWFUCA会長(キプロス)、タオ中国ユ協連会長などがユネスコ創立70周年を祝うメッセージとWFUCA加盟各国ユ協連の一層の連携を期待する挨拶があって後、中国の子ども・若者が主体となってのカラフルな衣装を着ての歌や踊り、楽器演奏による非常に迫力あるパフォーマンスで各国からの参加者を歓迎、最後は色々な民族衣装による歌と踊りが壇上一杯にくり広げられて、世界の多様な民族・文化が一つに和合するという素晴らしい演出によるフィナーレを演出してくれた。

本会議では、ユネスコのロゴが各国の中で乱用されないためのルール作り、年会費の支払が滞っている国のWFUCAに対する会員資格の取扱い、次期2015-19年度会長の選出(最終的に次期会長はインド代表のバドナガール氏に)、などをめぐって主として先進国側とアフリカ等の途上国側の間で色々な駆け引きの議論があった。そのような対立はあっても、世界各国の代表と個別に話し合うとユネスコ精神への共鳴という点で一致する仲間であることを確認できるのであり、このように多様な各国代表が一堂に会して交流する意義が大きいことを実感できた (石田)

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