民族衣装試着体験とネパールの現状について聞く会

国際交流委員会

この企画は2015年9月26日(土)鎌倉生涯学習センター和室で実施致しました。今回の講師は、ネパール男性にお願いしました。
彼は2000年に初来日。24回の来日を通して日本の魅力に魅せられ、葉山に居を構え、逗子郵便局の近くでインド料理店(ネパールカレー・タンドリー料理店)CHAUTARI Cafe Diningを開店されたBuddha Tiwari氏。妻と2歳の男児との3人家族。民族衣装試着を通してネパールを知る
講演は、まずネパール大地震について。ホワイトボードいっぱいにネパールの地図を書き、広範囲に被害が大きかった事。復興に頑張っているが、登山客を受け入れられないので観光収入が大変である事など、お話し下さいました。
また、カースト制が厳しく、特に親の代ではカーストが違うと結婚はおろか、一緒のテーブルでの食事は出来なかった。講師夫妻は最上カーストブラマンであるが、自分の時代ではこの厳しいカースト制は既に緩んでいる。日本女性とネパール男性との結婚はあるが、日本男性とネパールの女性との結婚はない。またネパールは大所帯なので結婚生活をネパールで行なう事は日本女性にとっては厳しい。
引きつづいて、尾花理事から、2004年3月には、これまで寺子屋建設支援金を送ってきたルンビニのルパンデヒ地区寺子屋の開所式に合わせて鎌ユ会員20名がスタディーツアーとして現地を訪問した事。また、本年11月1日に大仏殿で行なわれる「かまくら国際交流フェスティバル」でのバザー収益金をネパール大地震寺子屋復興支援としてご寄付をする事。など、鎌倉ユネスコ協会との深い関係を積み重ねて来た事など、述べられた。
その後、ネパールの民族衣装であるサリーを試着。講師夫人がお持ち下さった高価な(サリー)の試着もさせて頂きました。
最後にみんなで記念写真を撮り、会はお開きとなりました。参加者は26人、盛会裡に終える事ができました。     (広瀬)

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