民族衣装試着体験報告

国際交流委員会

国際交流委員会では毎年2回「民族衣装の試着体験」を行っております。その1回は秋に民族衣装試着体験大仏殿で行われる「かまくら国際交流フェスティバル」への参加。男性会員には各国の民族衣装を着て会場内で催し物をアピールして頂きます。昨年は開場早々中国のご婦人のご一行様が楽しそうに衣装選び。「お幾らですか?」売っていると思われたようでした。

あと1回は委員会独自の企画。鎌倉生涯学習センター3F和室で行います。男性は各国の衣装を着用。女性には韓国のチマチョゴリやインドのサリーを主として試着体験して頂きます。毎回講師をお招きして、世界地図でその国を示しながら、教育、文化、宗教などについてお話して頂きます。

今年は10月2日(日)に開催。鎌倉市内にお住いの韓国のご婦人を講師にお招きいたしました。ご本人が所有なさっている韓国衣裳[王、王妃、新郎、新婦、子供]や置物等を展示。各々謂れのお話を伺いました。ご来場の韓国の方々にも珍しい貴重な品々も有りました。お話の中で特に心に残ったのは韓国の結婚式。式場には新郎側のみ出席。新婦の母は、娘に花嫁衣装を着付けると会場の外で娘を嫁がせる安堵と寂しさに涙する。式場では新郎新婦が広げる白い布に多産の印の栗とナツメを両親が投げる風習。又、新郎側がするめのお面を付けて新婦の家に函(ハム)という箱に入った結納を届ける風習。新婚旅行から戻った新婦は完全に新郎の家の人となる風習。世界の中でも一番身近に感じていた韓国で日本とは全く違う結婚式の風習が有ったことは驚きでした。その国を理解すること、それはその国の歴史を知ると同時に文化、風習も理解することと改めて実感しました。(広瀬)

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