JICA青年招へい地方プログラム受け入れ

タイ国職業教育教員23名、ようこそ鎌倉へ

鎌倉ユネスコ協会では昨年に引き続き、今年も国際協力事業団(JICA)の海外青年招へい地方プログラJICA青年招へい地方プログラムムを受託しました。

タイ国の職業教育に携わる男性10名女性13名からなる教員チームは11月19日から26日までの8日間、鎌倉ユネスコ協会が用意したプログラムに基づき、鎌倉市役所、神奈川県庁を表敬訪問。次いで県立の高等職業教育校、鎌倉市内の稲村ヶ崎小学校を訪問し、視察と交流を行いました。

視察の間には2泊3日のホームステイも体験し、ホストファミリーとの心の触れあいによって、小さいながらも確かな国際交流を実現しました。19日には高徳院の客殿で歓迎会が開かれ、伝統文化の体験をおり込みながら和やかな雰囲気で青年たちも大満足でした。JICA青年招へい地方プログラム

フェアウェルパーティは交流の夕べとして、鎌倉ユネスコの青年たちの企画により、湘南国際村センターで催され、会員、ホームステイ家族や、プログラムにご協力いただいた方がたも参加して交流を楽しみました。

青年たちからはタイ国の民族衣装による踊りも披露され、交流に彩りを添えました。青年たちは横須賀の海洋技術センターを見学して鎌倉でのプログラムを終え、26日新横浜駅から閉講式が行なわれるJICA大阪国際センターに向かいました。JICA青年招へい地方プログラム

JICAの閉講式の講評会では、鎌倉ユネスコ協会は青年たちから高い評価を受けることが出来ました。これもホストファミリーの皆様をはじめ、様々な形でこのプログラムに携わって頂いた方々のご協力の賜物です。

ここにまた一つ、民間ユネスコ活動による、心の中に平和の砦をつくる為の、ささやかな国際交流と相互理解の輪をつくることができました。

鎌倉市役所表敬訪問

招へい青年たちは、11月19日鎌倉市庁舎に到着し、鎌倉市長を表敬訪問しました。森井理事長の表敬の趣旨説明に続き、市長より歓迎の挨拶。同席のJICA横浜国際センター小森所長からはJICAの青年招へいの説明と挨JICA青年招へい地方プログラム拶があり、青年からはお礼の 言葉とセレ 記念品の交換 モニーが続きました。 鎌倉市からとタイ側からのそれぞれの記念品交換の後、青年たちから市長に対し「鎌倉の名の由来は?」など幾つも質問が出されました。終わって、鎌倉駅近くのタイ料理屋2店に別れての昼食で青年たちも久し振りのタイ料理に顔もほころびました。

大仏高徳院での歓迎会

歓迎会に先立って、青年たちに佐藤副会長から大仏の案内をして頂きました。

青年たちは皆仏教徒。敬虔な目で礼拝していました。タイ王室の大仏訪問の歴史にも納得の様子。JICA青年招へい地方プログラム

客殿では歓迎の挨拶の交換の後、日本の伝統文化の体験。先生による茶道華道、お琴の解説の後実体験。お点前では各員慎重な顔、お花では楽しみながらも熱心に。お琴では楽器の経験者が早速トライ。最後に熊代教育長の先生の先輩としての言葉。

   

神奈川県庁表敬訪問

11月20日、青年たちは神奈川県庁を表敬訪問しました。小林県民部長の挨拶と神奈川県の紹介の後、青年による返礼JICA青年招へい地方プログラムの挨拶と自己紹介。記念品贈呈とお土産の交換、そして神奈川県についての質疑と懇談となりました。 今年は職業教育教員チームとあって県では商工労働部でも対応して頂き、土屋産業人材課課長代理より能力開発行政の概要を説明して頂きました。

川崎高等職業技術校

ここでは、学校の職員・訓練生の皆さんが校舎入口に並んで拍手で迎え、送ってくれました。青年たちは照れながらもタイの手を合わせた挨拶で答えていました。 校内に入った青年たちは、佐々木校長の挨拶を受け、返礼の挨拶の後、学校の概要説明を受け、次いで機械技術・加工や自動車工学、製図、電子制御等のコースを熱心に見学し、質問も相次ぎました。 JICA青年招へい地方プログラム

富士通技術学院

鈴木学院長の歓迎の辞を受け、続いて教育コースの説明を受ける。研修生の朝7時から夜11時迄のスケジュールに驚く。製品展示ルームでは先端技術製品に興味津々。パソコン展示のところでは鎌ユのホームページが 大きく映し出 研修生の実習作品を見るされるサービスも。

紅葉ケ丘高等職業技術校

瀬川校長の挨拶と青年代表の挨拶の後、学校の概要説明を受け、施設見学に。JICA青年招へい地方プログラム社会福祉系介護ヘルパーコースでは皆の関心は高く、熱心に耳を傾けていました。 お風呂の被介護者体験 食品サービス系コースでは出来上がった料理の試食も。

県立産業技術短期大学校

松井校長の挨拶に青年代表が答え、神奈川県に於ける職業教育の中核校としての説明を受けた後、施設見学に。 実践技術者教育の実際を実感。丁度開かれていた伝 名人の技に注目統的工業の名工会の名人の実演では、皆、固唾を飲んで見守るシーンも。

稲村ヶ崎小学校

中野校長と皆さんの出迎えを受けて校内に。校内施設を見てから、青年たちによる1年生の体験授業。テJICA青年招へい地方プログラムレホンカードのプレゼントから始まった授業も最後は、きしゃぽっぽごっこに。 各学年に分かれての給食体験の後、体育館での全校生徒との交流に。  

(文・写真 丸山泰世)

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