情報ア・ラ・カルト

大仏さま750年記念式典

国宝の鎌倉大仏さま建立750年を祝う慶讃法要と祝賀会が、10月26日、高徳院境内と鎌倉プリンスホテルで荘厳華麗に挙行された。法要は増上寺雅楽会の上人方による三曲の献奏とお練り行列ではじまり、続いてこの日、高徳院第十五世住職に就いた照誉孝雄師が導師となり、知恩院はじめ浄土宗各寺院上人方によって厳修された。大佛さまの法要は50年に1回。この日のために7年前から「鎌倉大仏史研究会」(清水真澄会長)のもとで準備を重ねてきた佐藤美智子さん(鎌倉ユ協副会長)は、新住職に就かれたご子息の姿を遠く眺めながら「主人が健在のときから750年祭のこと言い続けて参りましたから、今はホッとしています」と。祝賀会では最近の鎌倉大仏殿発掘調査のレポートや「美術史から見た鎌倉大仏のお顔とお姿」など興味ぶかい四つの講演が各界権威から語られ、最後は敦煌古楽器アンサンブルによる“シルクロード”演奏で幽玄世界を現出した。

~山田社長の決断~

レイチェル・ カーソンの『沈黙の春』につぐ環境問題の警告書と言われている『奪われし未来』(シーア・コルボーン他著、翔泳社刊、1400円)が編集部に届いた。贈り主は本誌に毎号協賛広告を出してくださっている㈱山田養蜂場の山田英生社長。「読んでみて大変に衝撃を受けました。事態がこれ程広範囲で深刻な状態になっており、問題が身近なところまで進行していたとは。これは現代文明に対する警告なのか。それとも人類滅亡の予兆でしょうか」と同書を受けとめた山田社長は、まず起すべき行動として同社製品の容器を再生可能なものへと切り替え、「国が大丈夫と言っても10~20年後を見据え、安全と確認できる素材だけを使おう」と、いま全社を挙げてとり組んでいるとのこと。 (尾花)

~チャリティー・磯田妃芳展~

会員の磯田妃芳さんは、9月3日~9日の1週間、横浜の県民共済ギャラリーで「米国同時多発テロ メモリ磯田妃芳展アルチャリティー磯田妃芳展」を開催。留学した想い出多いアメリカの風景を独特のkihoart調でまとめた出品は多くの人に感動を与えた。また、来年ホテル・ザ・ヨコハマでアフガンの識字教室のためのチャリティー展を計画している。 (鴇澤)

~パラドール・デ・かまくら~

8年間、スペインのマドリードに滞在したオーナー夫妻が、帰国後の平成9年4月、江ノ電・長谷駅前にスペイン料理店を開業。瀟洒な外観は、南欧を感じさせる。 内、外装とも夫人の考案。現地の一流レストランでフロント・マネージャーを、また以前、建築会社でハウジングアドバイザーを勤めた経験が随所に見られる。店内に展示されている装飾品は現地から持ち帰ったもの。 毎月、第2、第4日曜日にはフラメンコを観ながらディナーが楽しめる。(要予約)。料理はどれも美味しいがイカスミパエリャが特におすすめ、ぜひ一度、お立ちより下さい。 (広瀬)

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