「高句麗古墳群」の世界遺産登録に関する情報

「高句麗古墳遺跡群」の近況

鎌倉ユネスコの平山会長が長年世界遺産登録に協力されてきた「高句麗古墳遺跡群」の近況を、同画伯の原画で絵はがきを作り販売して登録支援に取組んできた会員の皆様に報告します。

最初、中国の蘇州で開催が予定されておりましたが、SARSの影響で6月30日~7月5日、急遽パリ・ユネスコ本部で開かれた第27回世界遺産委員会では、北朝鮮の「高句麗古墳遺跡群」の審議はされましたが、今年の登録は見合わされました。提出されたイコモスの評価調査書によると申請された63基の古墳のうち21基は発掘調査がおわり、そのうち16基には壁画が確認されています。

ところが残り42基は未調査で、これが問題だったようです。 更なる調査が必要ということ、中国国内の同様な文化や古墳群との比較調査をすること、古墳群の保護体制、データ収集のモニタリング機材の充実などが指摘されて、来年6月開催が予定される蘇州での世界遺産委員会で再び審議されることになりました。

今回の委員会ではイラクの「アッシュール」(仮名)やアフガニスタンのバーミヤン渓谷の文化的景観と古代都市群」(仮名)の登録が承認されました。上記を含め今年は世界遺産は24ヶ所ふえて、 文化遺産5822、 自然遺産149、複合遺産23、合計754所となりました。

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