ひろば

ししゃも 梅田 美千代

亡夫が小康状態を得て、家で過ごしていた時、台所にいる私の所に来て、「ししゃもを焼く前に、日本酒をふりかけておくと、卵が破裂しないって、今、テレビでやっていたよ」と教えてくれました。ししゃもは我家の大好物なのですが、焼き上がったししゃもは、卵がなくなる位、パチン!パチン!と本体から飛び出してしまい、いつもくやしい思いをしておりました。さっそく実行しました。何と、一粒の卵もはじけません!ご存知の方もあるかと思いますが、ご存知でない方、是非、お試し下さい。

外国人に楽しい鎌倉の生活 深尾 徹

アメリカ、オランダ、バングラデシュに駐在し、時には家族共々の現地生活であっても、これまではあくまでも仕事中心の現地外国人との付き合いでした。この一年半は当協会の大仏様での国際フェスティバルや長谷観音での平和の鐘の催しで色々な外国人観光客達と短い会話を交わしながら楽しい思いをしました。鎌倉には韓国、中国、米国人等の外国人居住者が 1200人余りおられます。言葉や生活習慣の違いで健康や教育の悩みをお持ちの方々に何か手助けできればと念じています。

世界遺産「熊野」とDNA 藤田 真

熊野古道をこの地特有の降り頻る雨の中、那智大門坂から本宮大社まで二日掛りで大雲取り、小雲取り越えをしました。鬱蒼とした杉と雨の音だけ。黙々と苔むした石畳を踏むと何故か不思議な懐かしさを覚えます。DNAの中に閉じ込められていた、何時の時代か同じ道を辿った祖先の記憶との出会いであることを確信しました。熊野は日本の「原郷」と言われます。人類共有の世界遺産として日本人がDNA奥深く共有するこの紀伊の霊場を守り継ぎ、世界に紹介出来ることを意義に感じまた誇りに思いました。

NEETと若者のうつ病<日米大学生事情> 山田 ますみ

現在日米両国では深刻な若者の社会問題が起きている。日本ではNEETが、米国では学生のうつ病が表面化している。両者は就職難から来る若者の「迷える姿」であると指摘される。予想外の人生の不透明さ(就職の行き詰まり)に焦りを感じ悲観する米国の学生。一方、逃避する日本人元学生。両者に共通する問題は精神的な脆さであろう。コンピューターと共に育てられた彼らは心が未発達のまま、いつの間にか「子供大人化」現象を起こし、ある者は社会不適応にまで至る。彼らの問題解決までの道程は長い。

体操に魅せられて三十年 諏訪 光代

子供の頃は虚弱児で運動が大の苦手、体育というと逃げ回ってばかりいた私が、ある時ふと思い立って始めた体操も今年 でかれこれ三十年、その効果には我ながら驚いています。お陰で今では姿勢も良くなり、疲れっぽさも無くなりました。まさに「継続は力なり」です。それからは折りあるごとに体操の効能を宣伝、今ではユネスコの会員も4人に増え、体操の後のチョットしたオシャベリタイムも楽しみのひとつです。皆さんも体操を始めてみませんか。興味のある方は是非私にご一報を。

スマトラ沖大地震による津波の爪あとはバングラデシュにも 七田 央

今年の始め亡母の法要のためバングデシュに行きました。 首都ダッカで親戚、 友達に会い、津波や日本を含む外国の支援の話しを数多く聞きました。またダッカ大学では国を挙げての全力の支援の話し、小船で操業中に津波で2人が亡くなったことや転覆した漁民数名が大型漁船に助けられたことを聞きました。 実家に滞在中も津波の話しで持ち切りでしたが、少し不思議な話しを耳にしました。川の水が引いたり戻ったりし、同じような現象が溜池にも起こり、住民に不安を与えたとのことでした。 今回の津波災害から学んだことは、事前の警報と事後の支援策の重要性で、津波の恐ろしさを改めて感じました

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