ビーチコーミング

由比ガ浜・材木座にて

12月19日(日)に開催した鎌倉の海岸でのビーチコーミングは、35名と多くの方々が参加されました。説明者は日頃鎌倉でビーチコーミングをしている私とエマさん(英国人女性)です。
どのようなものが拾えるかサンプビーチコーミングルを説明したあと、由比ガ浜と材木座に分かれて、1時間ほど散策しました。拾われたものは、鎌倉ならではの馬の歯、昔の陶器のかけら、素焼きの鎌倉エビ、ガラスの小ビン、さらに一般の浜辺に打ちあがる中国からの漁業用ウキ、貝殻、海草、サメの死骸などでした。
ビーチコーミングとは、浜辺に打ちあがったものを拾ってアートを創ったり、サクラガイ、ビーチグラス、自然に造形された石などを集める、昔の陶器のかけらに描かれている模様などから情報を調べる、黒潮に運ばれた熱帯植物のタネ、魚、貝、カニなどから種名を調べる、注射器やメガネなどはなぜここにあるのかなど考えさせられるものまでいろいろです。由比ガ浜海岸にて陶器などに書かれている文字には、“製謹間宅”と右横書きのものがあったり、ハクビエキとカタカナ文字があったりその製造した時代を調べることも楽しみで、ビーチコーミングは幅広い知識が求められる大人の知的遊びです。 (山田 稔)

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