被災地の子らを思い、ステキな支援の輪

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3・11の地震や大津波で両親や一家の働き手を喪い、経済的に就学が困難になった岩手・宮城・福島3県の小・中学・高校生に、一時金10万円とその生徒たちが高校を卒業するまで、毎月2万円の奨学金を贈る運動について朝日新聞「私の視点」欄で日本ユネスコ協会連盟・松田昌士会長被災地の子ら思い素敵な支援の輪が呼びかけた寄稿が大きな反響を招いている。鎌倉でも同記事を読んだ3人の女性たちから寄付金が鎌倉ユネスコに寄託され、日ユ協連に届けられた。

◆「東北の子供たちに自分のできることでエールを送りたいと思っていたところ、松田会長さんの記事を読み、子供たちに直接つながると思いました。今回、和服地から服作りをした作品の展示即売の収益30万円を贈らせていただきます」とのメッセージを添えての寄付を託してくださったのは梶原在住の前田和子さん。
紬や浴衣地を活かした前田さんの洋服はフアンが多い。ホテルを会場にした即売会は開会まもなく完売だった由。
◆タイ山岳地帯でエイズに苦しむ子供たちの支援を長年続けているNGO“チョークディの会”代表で手広在住の山田美恵子さんから「エイズの子らの救援も大切だけど、この際、日本の被災地の子供さんのことを考え、少しでもお役に立てば」と、3万円が寄託されました。いつも大仏殿境内でのバ小澤真智子さんザーで鎌倉ユネスコと協力し合っています。
◆ニューヨークを拠点に国際的に活躍中の小澤真智子さんが今夏、鎌倉と東京で3回、ヴァイオリン・リサイタルを開催。東日本大震災直後にはNYで復興チャリティ コンサートを立ち上げただけに、日本での公演でも何かしたいと母上で鎌ユ会員・梶原在住の小澤美智子さんに相談。鎌ユが扱ったチケット売り上げ協力金に加え、真智子さん自身がステージから呼びかけた募金と合わせて13万円余が「教育支援奨学金」に寄託されました。 (尾花)

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