第25回鎌倉ユネスコ協会定例総会

新役員決まる

今年度の総会は5月19日(日)午後2時から鎌倉芸術館集会室で開催、出席者は70名を越え盛会であった。冒頭の佐藤美智子会長の挨拶では、書きそんじハガキ回収が総額438万円余りに達して大変な反響があったなどの昨年度の多大な活動をねぎらわれると共に、今年度に予定しているアジアユースオーケストラ公演並びに中部東ブロックユネスコ活動研究大会の成功への期待が述べられた。

続けての来賓挨拶では、松尾崇・鎌倉市長が鎌倉の世界遺産登録が不採用になる方向に新役員なったことは残念であるが、今後も鎌倉の本来の文化遺産をしっかりと守っていく姿勢には変わりはない、と頼もしく言明された後に、当協会が今年創立25周年迎えて実施する諸行事へのエールを送られた。

その後は、議長団に石渡好行副理事長と梅ケ辻弘子理事を選び、総会議事に移った。第1号議案2012年度事業報告(案)及び第2号議案の2012年度決算報告(案)を尾花珠樹副理事長と石田喬也理事長がそれぞれ説明して後、小林恭介監事が監査報告をして、2012年度の事業報告と決算報告については、議案書の通り全員一致で承認された。2012年度中に25会員(内2法人会員)が退会・入会の結果の純増であったことからの会費収入シルバー賞アップに見合う分だけの事業拡大(国際交流、科学環境など)ができていたことがわかる。続けて、第3号議案2013年度事業計画(案)及び第4号議案2013年度予算(案)を再び尾花副理事長と石田理事長がそれぞれ説明し、2013年度の事業計画と予算についても、議案書の通り全員一致で承認された。2013年度の予算は、中部東ブロックユネスコ活動研究大会を当協会の主管で開催することによる支出増見込みを吸収できる策定になっていることがわかる。

次に第5号議案2013~2014年度理事候補者(案)・役員候補者(案)が、役員選考委員会を代表して石田理事長より説明され、これについても議案書通り全員一致で承認された。新役員は、会長:佐藤美智子(再任)、理事長:森井曠雄(新任)、副理事長:尾花珠樹(再任),清興建設・石渡好行(再任)、事務局長:小倉寛子ブロンズ賞(再任)、事務局次長:渡辺隆(再任),神澤貞臣(新任),梅ヶ辻弘子(新任)、監事:小林恭介(再任), イーエムジャパン・信國祐介(新任)。森井曠雄氏は3度目の理事長。新役員が壇上で自己紹介をして後、森井新理事長が新任挨拶をされ、新体制はスタートした。

当総会でのシルバー賞(入会後20年)表彰は5会員(佐藤劭、松田兼太郎、梅田美千代、須藤和子、小倉寛子)、ブロンズ賞(入会後10年)表彰は7会員(神代實、加藤朋子、石渡節子、鈴木冨士子、山田ますみ、藤田真、木村五郎)、出席者に佐藤会長から感謝状と記念品が手渡された。

これで第1部は滞りなく終了し、伊藤玄二郎氏による第2部特別講演「エヴォラ屏風の世界」、最後に鎌石田前理事長お疲れさま倉芸術館パウゼでの第3部懇親会へと続いた。懇親会も50名を越える参加があり、新役員との懇談が主となって大いに盛り上がり、極めて有意義であった。(石田)

石田理事長が乾杯の音頭をとって懇親会は始まり、理事長の任期を無事終えられたことに対して、感謝の花束が贈られた。(鴇澤)

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