日本ユネスコ運動全国大会in知床

韓国、中国のユ協からも参加

今年度は知床で6月7日(土)に開催された全国大会は、特別に遠い場所であったので、当協会からは日本ユネスコ運動全国大会in知床筆者が代表して参加したが、案じられた通り、国内ユ協からの参加は約250人にとどまり、しかもその40%は道内ユ協から、道外からの参加者も特定のユ協に偏っていたのは(11~15人:4ユ協、6~10人:7ユ協等)、充実した内容であっただけに惜しかった。

一方で、驚いたことに、中国のタオ・ユ協クラブ会長他1名と共に、韓国のリー・ユ協連前会長が30名もの韓国ユ協メンバーを引き連れて参加された。リー前会長のご挨拶の中で、政治的にぎくしゃくしている今この時こそ、漢字圏という点で民族的に共通する日本・中国・韓国の3国民が、ユネスコ精神のもとで精神的連帯を持とう、と強く呼び掛けられたことに呼応してのことであろう。私たちはその呼び掛けに真剣に応えなければならない。

基調講演「世界遺産の危機」では、石 弘之・元東京大学大学院教授が、文化的遺産や自然を守る大きな啓発のための世界遺産が、観光客の増加による過剰利用のために、大きな曲がり角を迎えている、と色々な事例で指摘された。

パネルディスカッション「地球環境の保全を知床から考える」では、知床世界自然遺産科学委員会各委員が、知床の世界自然遺産は、日本のナショナルトラスト運動の先駆け「知床100平方メートル運動」や沿岸漁業の自主管理など、単なる自然の保護でなく、自然の恵みを持続可能に利用する、ESDに通じる保全の考え方で世界のモデルになっていると論じた。

「ユネスコスクール若者のつどい」では、知床近隣4高等学校の生徒代表が、自然保護や国際理解でのそれぞれのESD活動について元気一杯に発表してくれた。

ユ協連盟との連携には時間的にも費用的にも極めてご苦労が多い知床ユ協の地にあっても、ESDがこのように確かに、着実に実践されていることを知って感動した。来年6月6日に和歌山で開催される来年度の全国大会もまた楽しみにしたい。     (石田)

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