Morioka UNESCO Association
盛岡ユネスコ協会

ご挨拶

盛岡ユネスコ協会
会長:工藤昌雄

 新型コロナウイルスに負けずに活動を継続!

 令和2年度は新型コロナウイルスの感染予防とともにスタートしました。昨年中国の武漢から始まった新型コロナウイルスの感染は全世界に広がり、8月30日現在、NHKのデータによると世界の感染者総数は約2,522万2千7百人に及び、死者も約84万6千3百人となりました。日本の感染者総数は、約6万8千1百人となり、死者は1千2百86人です。岩手県は、47都道府県の中で唯一感染者・死亡者ともに0名でしたが、現在は感染者19名となり、決して予断を許さない状況にあると思っています。

 盛岡ユネスコ協会といたしましても、新型コロナウイルスへの感染予防を図り、例年5月に実施している第1回理事会は、「3密」を避けて中止とさせていただきました。また、同様に6月に開催していた定期総会も中止とし、「書面審議」とさせていただいております。直接、理事や会員の皆さんのご意見を伺い、総意結集のもと令和2年度をスタートさせたいと思っておりましたが、それも叶わず、心から大変残念に思っております。特に今年は役員改選の年ですので、その思いは非常に強かったのですが、やむなく「開催中止」という苦渋の選択をせざるを得ませんでしたので、ご了承をお願い申し上げます。

 なお、役員改選に関しては、これまで副会長兼事務局長として多大なご活躍をいただきました日山敏子さんをはじめ、理事や各委員会の委員長・委員等としてご活躍ご協力いただきました皆さんへ、この場を借りて衷心より厚く御礼申し上げ、深く感謝申し上げます。また、新事務局長の及川芙美子さんや新理事、各委員会の委員長・委員等の皆さんには新型コロナウイルスに負けないパワーと情熱を持って、ユネスコ精神のもとご尽力いただきますよう心からよろしくお願い申し上げます。

 ところで、今年度の主な行事等については、新型コロナウイルスの感染予防の観点から、例えば、例年大盛況を収めている「チャリティバザー」も極めて縮小した形ですが、会員の皆様を対象に実施したいと思っています。盛岡ユネスコ協会の先達から今日まで引き継いだ理念や功績を大切にし、このような状況であっても決して途絶えさせず継承することが大切であり、ネパールをはじめ発展途上国への支援は継続させていきたいと思いますので、会員の皆様のご協力をお願いいたします。

 また、「絵で伝えよう!わたしの町のたからもの」絵画展は、新型コロナウイルスの影響で学校現場は厳しい状況になっておりますが、可能な範囲内で縮小開催であっても継続できるようにしていきたいと思います。さらに、例年出品のご協力をいただいている小・中学校の他に、地域の素晴らしい自然環境や文化財等について興味や関心を持ち、認識を広めてもらうために参加者の拡大を図り、高校生等の参加も検討していきたいと思っていますので、皆さんのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。この他の行事等については、会員の皆さんには総会資料をご覧いただきますようお願い申し上げます。

 文頭で新型コロナウイルスについてお話ししましたが、その影響は盛岡ユネスコ協会だけでなく、日本ユネスコ協会連盟も同様であり、理事会の中止や総会の限定的な開催の他、7月4日に山口県宇部市で開催予定であった全国大会が中止となり、また、9月13日に新潟市で開催予定であった東北ブロック大会も中止となっております。影響は日に日に大きくなり、国内の多方面へ波状的に広がっていると言わざるを得ません。

 わが国もこのように大変な状況ですが、目を国外へ向けると、日本以上に非常に厳しい状況に陥っている国々が世界で続出しています。世界では、学校に通えない子ども達が6~14歳で約1億2千4百万人(うち初等教育では約6千万人)おり、文字の読み書きができない大人が約7億5千万人いますので、その改善にユネスコは尽力してきましたが、残念なことに、今回の新型コロナウイルスの感染によりその数が増加しています。特に発展途上国での感染拡大が心配され、アフリカでの今後の感染拡大は危機的な状況にあるとさえ言われています。私達盛岡ユネスコ協会は、このような状況だからこそ、むしろ今まで以上に積極的に日本ユネスコ協会連盟と連携を取り、新型コロナウイルスの予防やネパールをはじめ発展途上国の識字教育と教育の普及向上のために、さらにユネスコ精神のもと今後もしっかり活動を継続していきたいと思っております。


 特に、子ども達は世界の宝です。子ども達のために、世界の平和と福祉の向上のために私達でもできることが数多くあります。私達盛岡ユネスコ協会は、新型コロナウイルスに負けず、今年度もユネスコ精神に基づいて、SDGs(持続可能な開発目標)の実現をめざし、子ども達の明日のために、世界の人々が平和で幸せな生活を送れるように活動を継続していきたいと思っています。

 むすびに、明るい話題をお伝えします。今年のNHKの朝の連続テレビ小説「エール」の主人公のモデルは古関裕而さんですが、『ユネスコの歌(手に手をとって)』は古関さんの作曲によるものです。作詞は菱山修三さんです。

世界じゅうの ひとたちが みんな 手に手をつないだら
 世界は 日の照る まひるになる みんな 花輪をつくったら
 花輪と花輪を むすんだら ぐるぐる まわる 輪になって
 ひろい地球を かこんだら 世界は あかるい 苑になる
 ああユネスコ ああユネスコ

未来ある子ども達に
  夢と希望に満ちた平和な明日を届けましょう!


【ご支援・ご協力・ご加入のお願い】

この欄をご覧いただいている皆様へお願いがあります。私達盛岡ユネスコ協会は、世界の子ども達に夢と希望に満ちた平和な明日を届けるために、皆さんの温かいご支援とご協力をお願いし、共にユネスコ活動を行っていただける方を募集しております。個人でもグループでも企業の方でも結構です。皆様のご参加を心からお待ちしております。


盛岡ユネスコ協会 会長:工藤昌雄


(219会報より。写真や数値等は日ユ協のHPより引用。)