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民間ユネスコ運動発祥の地 仙台!

ごあいさつ

国際連合の専門機関であるユネスコ(UNESCO  United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization 国際連合教育科学文化機関)は、諸国民の教育、科学、文化の協力と交流を通じて、国際平和と人類の福祉の促進を目的とした組織であり、先の大戦直後の昭和20年(1945年)に設立されました。その2年後、仙台の地において「戦争のない平和な世界」を願い、ユネスコの活動を支援する世界初の民間組織として「仙台ユネスコ協力会」が発足しました。因みに、日本が国としてユネスコに加盟したのはその4年後のことです。仙台ユネスコ協会は、この協力会に由来しており、ユネスコ憲章のもと先人の志を引き継ぎながら「戦争のない平和な世界」と「持続可能な社会の構築」を目指してさまざまな活動を行っています。

先の大戦から80年が経過した今、未だに平和な世界は実現せず、それどころか「自国第一主義」が台頭し、戦後営々と積み上げられてきた国際協調体制による平和という構造が脅かされかねない状況となっています。このような時だからこそ、ユネスコ設立の原点に立ち返り、国をこえた世界の人々の交流と教育によって平和の構築を目指すことが重要であると考えます。仙台ユネスコ協会では、そのためにまず自分たちができることから着実に取り組んでいきます。

地球温暖化の問題を例にあげるまでもなく、どの国も「自国第一主義」ではもはや立ち行かないことは自明です。このことを踏まえて国連が「SDGs(持続可能な開発目標)を定め、それを達成するための主導的な機関としてユネスコを位置づけ、地球規模の課題解決のために国の枠をこえて協力する取組みを進めています。仙台ユネスコ協会では、行政や企業そして学校現場とも連携しながら、SDGsを達成するためのESD(持続可能な開発のための教育)にも積極的に取り組んでいます。同時に、東日本大震災を経験した被災地として、その教訓を踏まえた「次に備える」防災の取組みにも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

本協会にはさまざまな方々が会員となっておられます。それぞれの立場や年齢をこえて、「できること」を「やりがい」をもって実践し、「戦争のない平和な世界」の構築と地球規模の課題解決に貢献できるよう活動しております。仙台ユネスコ協会の80年の歴史を振り返りながら、将来に向かって活動の輪をさらに広げていきたいと思います。多くの皆様に参画していだければ幸甚です。 

会長 髙橋 仁

組織図

組織図

委員会の紹介

委員会名 ①企画・広報委員会 ②ESD/SDGs委員会
青年部担当
③ユネスコ活動委員会
担当事業
  • 仙台ユネスコ協会の将来構想(ビジョン)の提案に関すること
  • 民間ユネスコ運動の催事に関すること
  • 世界寺子屋運動の展開
  • ユネスコ活動の広報に関すること(会報・HP、メディアを通じて市民に)
  • ユネスコ活動の普及のための各種出版物の刊行 及び頒布に関すること
  • 新規会員の入会促進に関する企画に関すること
  • 役員・会員などの交流・意見交換会
  • SALON&ZOOM講座の企画運営に関すること
  • ESD(持続可能な社会つくりの担い手を育む教育)活動の普及・推進に関すること。
    ......ユネスコスクールに関すること
  • 17のSDGs(持続可能な開発目標)に関する関連事業を企画運営すること。
    ......官公庁・経済界・教育界との連携
  • ESD活動拠点として、関連団体と連携すること。
  • 青年部の担当・支援
  • 国際交流事業の開催
  • 他団体との共催事業 (バザー・展示など)
  • ユネスコカレッジの開催
  • 世界遺産・地域未来遺産の保全・保護の啓蒙
  • 絵で伝えよう!わたしのたからもの絵画展の開催

活動一覧

活動一覧