ユネスコ(UNESCO)とは

UNESCOは第二次世界大戦後の1946年に、人類が二度と戦争の惨禍を繰り返さないようにとの願いを込めて創設されました。本部は、フランス(パリ)にあります。活動はUNESCO憲章の理念を実現するために、教育・科学・文化、コミュニケーションを通じて国際理解や国際協力を推進し、 人びとの交流を通した国際平和と人類の福祉を促進しています。


ユネスコの役割

  •   教育、科学、文化、コミュニケーションを通じた国際理解や国際協力の推進
  •   人々の交流をとおした国際平和と人類の福祉の促進

UNESCO憲章 〜前文より〜

戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。
相互の風習と生活を知らないことは、人類の歴史を通じて世界の諸人民の間に疑惑と不信をおこした共通の原因であり、この疑惑と不信のために、諸人民の不一致があまりにもしばしば戦争となった。 ここに終りを告げた恐るべき大戦争は、人間の尊厳・平等・相互の尊重という民主主義の原理を否認し、これらの原理の代りに、無知と偏見を通じて人間と人種の不平等という教義をひろめることによって可能にされた戦争であった。 文化の広い普及と正義・自由・平和のための人類の教育とは、人間の尊厳に欠くことのできないものであり、且つすべての国民が相互の援助及び相互の関心の精神をもって果さなければならない神聖な義務である。 政府の政治的及び経済的取極のみに基く平和は、世界の諸人民の、一致した、しかも永続する誠実な支持を確保できる平和ではない。よって平和は、失われないためには、人類の知的及び精神的連帯の上に築かなければならない。(以下略)


日本ユネスコ協会連盟について

日本ユネスコ協会連盟はUNESCO憲章の理念に共鳴し、国際平和と人類共通の福祉の実現を目指し、さまざまな活動を行っています。 なお、日本ユネスコ協会連盟はUNESCOや日本ユネスコ国内委員会(文部科学省内)と連携・協力して活動も行っていますが、これらの下部組織ではなく、財政を含めて独立した民間の組織(NGO)で、歴代会長は全て民間人です。 そして全国各地の約270のユネスコ協会は、地域でさまざまな活動を展開しながら、全国的な民間ユネスコ運動の基盤となっています。 宝塚ユネスコ協会もその一つです。

↑ページ上部に戻る