北海道ユネスコ連絡協議会

ウクライナ危機に関する声明

 私たち北海道ユネスコ連絡協議会は、2022年2月24日以降行われているロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対して、大きな憤りとともに深く憂慮しています。すでに300万人以上の人々が国を逃れて難民となり、ウクライナ国内にとどまっている人々の命が脅かされ、暮らしが破壊されています。

 「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」というユネスコの理念を思い起こし、一日も早くウクライナに平和が戻るよう声を高くあげてまいります。

 私たちは、UNESCO本部の声明¹(2022年2月24日)、および公益社団法人日本ユネスコ協会連盟の声明²(2022年2月27日)を支持し、ロシアがウクライナで展開している軍事侵攻を直ちに中止することを求めます。

2022年3月24日

北海道ユネスコ連絡協議会

札幌ユネスコ協会 小樽ユネスコ協会 釧路ユネスコ協会 函館ユネスコ協会 千歳ユネスコ協会

室蘭ユネスコ協会 旭川ユネスコ協会 帯広ユネスコ協会 岩内ユネスコ協会 倶知安ユネスコ協会

石狩ユネスコ協会 江別ユネスコ協会 苫小牧ユネスコ協会 恵庭ユネスコ協会 名寄ユネスコ協会

知床ユネスコ協会 稚内ユネスコ協会 北広島ユネスコ協会 江差ユネスコ協会

注1 UNESCO本部の声明 「ウクライナの最近の情勢に関する UNESCOの声明」 2022年2月24日

UNESCO’s statement on the recent developments in Ukraine

https://reliefweb.int/report/ukraine/unesco-s-statement-recent-developments-ukraine

注2 公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟の声明

「ウクライナの危機に関する声明」 2022年2月 27日

https://www.unesco.or.jp/newsitem/12016/

About UNESCO

ユネスコについて

ユネスコ(国連教育科学文化機関:United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization)は、諸国民の教育、科学、文化の協力と交流を通じて、国際平和と人類の福祉の促進を目的とした国際連合の専門機関です。

ユネスコ会員綱領

  • 一. 心の中に平和の守りを固めよう
  • 一. すべての人間の尊厳を重んじよう
  • 一. 教育・科学・文化の発展に努めよう
  • 一. 民族間の疑惑と不信を取り除こう
  • 一. 世界を友愛と信頼のきずなで結ぼう

Details of activities

わたしたちの活動

北海道ユネスコ連絡協議会では、ユネスコ憲章の精神に則り、北海道における民間ユネスコ活動の推進を目的として、学習・研修、地域の国際交流、未来を担う次世代の育成など、国際平和と人類共通の福祉の実現を目指し、さまざまな活動を展開しております。

知床世界自然遺産(知床自然センター提供)

海から陸へとつながる生態系がわかりやすく見られること、希少な動植物の生息地となっていること、そしてこれらを保全していくための管理体制が整っていることが評価され、2005年にユネスコ世界自然遺産に登録されました。
国内の世界自然遺産は、白神山地、屋久島、小笠原諸島と合わせて4地域です。

【 ESD 】
持続可能な開発のための教育

環境・貧困・人権・平和・開発といった様々な地球規模の課題を自らの問題として捉え、解決につながる価値観や行動を生み出し、持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動です。

【 SDGs 】
持続可能な開発目標

SDGsとは、よりよい世界を目指して、2030年までに達成することに世界が合意した目標です。北海道ユネスコ連絡協議会では、目標の達成に向けた取り組みを行っています。

ユネスコスクール

ユネスコスクールは、国内では1,120校(2019年11月現在)の幼・小・中・高・大学が加盟しており、ユネスコ憲章の理念を学校現場で実現するための教育活動を展開しています。

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