インターナショナル・ナイト

[2020年度] 第43回サッポロ・インターナショナル・ナイト

日 時 2021年3月14日(日)
場 所 京王プラザホテル札幌
参加者 日本人118名 ・ 外国人16ヶ国18名 ・ 計136名(高校生80名12高校)

第1部では”若者よ、世界へ!” (Young people ! Let’s aim for the world!)をテーマに、3つの地域、グループA (アジア・オセアニア)、グループB(ヨーロッパ・アフリカ) 、グループC(北米・中南米) に分けました。
今年度は、新型コロナウイルス蔓延の影響を避けるため、従来のディスカッション形式に代わり、世界各国の留学生に、それぞれの国の歴史や文化、自然や社会、教育事情等について感染予防を取ったスクール形式で発表してもらいました。
各グループに5ヵ国5人の留学生の話者、進行役の留学生と大学生、2名の高校生のアシスタント、通訳等のサポート役の大人数名が運営を担当しました。
札幌圏の25〜30名の高校生受講者が、それぞれの国の画像や資料を使って、国に関するクイズ等の工夫を凝らした発表に熱心に耳を傾けていました。
発表後の質問タイムにも受講の高校生からの質問が多くあり、留学生発表者と受講高校生がソーシャルディスタンスを保ちながらも、活発な意見交流となりました。
第2部は、スクール着席形式で,留学生と高校生2人が司会進行。
主催者、岸浪代表の挨拶に続き、各グループ報告、来賓を代表して横山清札幌ユネスコ協会会長が挨拶され、 長谷川実行委員長の閉会の挨拶で幕を閉じました。
コロナの中でも、高校生が未来に駆ける大きな夢を育み、世界に目を向けていくきっかけになったような今年のインターナショナルナイトでした。(国際交流研修副委員長 児島充子)


[2019年度] 第42回サッポロ・インターナショナル・ナイト」

日 時 2019年12月15日(日)
場 所 かでる2・7、京王プラザホテル
参加者 日本人288名、外国人27か国62名、計350名

第 1 部は「世界で今、何が」をメインテーマに、世界各地を、アジア、中近東、アフリカ、 中南米、北アメリカ、ヨーロッパ、南太平洋、 極地の 8 つの地域に分け、それぞれの地域が 抱える問題等について討論しました。
なじみ のない国が多かったり、紛争が絶えない地域 だったり、政治や宗教などが絡み地域の状況が複雑だったりと、なかなか難しいテーマでした。大学生のリーダー、高校生のサブリーダ ーの皆さんが事前準備に時間をかけ、映像や、 資料等を用意して当日に臨みました。
結果的 には活発な議論がなされ、参加者にとっても良い学びの場となったようです 。
第2部は、各グループリーダーによる発表 と交流会。リーダー報告からは、各グループが 真剣に議論を戦わせたであろうことをうかがい知ることができました。
翌日の千歳、ヘルシンキ間フィンランド航空直行便就航を控え、来札中のペッカ・オルパナ駐日フィンランド大使が来賓を代表してご挨拶され、このような催しは大変素晴らしいとの褒めの言葉を頂戴しました。
テーブルを囲んでの食事が始まると、賑やかな交流の輪が広がり、アトラクションのベトナム民族舞踊、アフリカンダンスには大きな拍手が。
最後は恒例の 「みんなで歌 おう 」の大合唱で幕を閉じました。(普及PR委員長 國田裕子 )


[2017年度] 第40回インターナショナル・ナイト

日 時 2017年12月17日(日)
場 所 かでる2・7、京王プラザホテル
参加者 374名(会員28名)

“ひげの殿下”の愛称で親しまれた今は亡き三笠宮寬 仁親王殿下のお声がかりで、1979年にスタートした「サ ッポロ・インターナショナ ル・ナイト 通称、ナイト 」 は、寬仁様 のご長女、彬子女王殿下をお迎えして第40回記念のナイトを開催しました。
第40回は、“語ろう、日本の、世界の未来” をメインテーマに、彬子様が「子どもの未来のために」と題して記念講演、その後、子どもの未来、文化の伝承、女性問題など7つのテーマに分かれてディスカッション、最後は28カ 国約70名の留学生を含む、高校生、大学生、サポーターなど374名が一堂に会して交流会を楽しみました。
40年間、変わらぬポリシーがあります。
それは、参加する大学生や高校生にとって「ナイトは一つの小さな出会いに過ぎないかもしれない、が、彼らの人生にキラッと光る大切な何かを残す、きっと残す」という私たちの信念です。
毎年9月の最初の委員会で、学生リーダーたちに「ゼロからのスタート、自分たちで考え、意見を出し合い、自分たちのナイトを作ろう」と呼びかけます。 実行委員会には毎年、札ユの代表に参加頂いております。
この20年間も古本英之先生、 松田悦子さん、鈴木徹先生、東隆子さん、三上喬先生、そして数年前からは三浦由佳さんが その役割を担っておられます。
開催当日、会場 の準備、受付、お弁当や飲み物の配布等々、ナ イトは札ユなど裏方さんの無償のご協力なし では開催できません。
最後に今年の涙のエピソードを一つ、この10年間、交流会の最後を飾る「みんなで歌おう」を指揮し、感動のフィナーレを演出して下さった三上先生がご高齢のためナイトを卒業されたことです。先生、本当に有難うござ いました。
そして横山会長を始め札ユの皆さん、これからもナイトをよろしくお願い致します。(北海道青少年科学文化財団 副理事長 井口光雄)


[2016年度] 第39回サッポロ・インターナショナル・ナイト

日 時 2016年12月11日(日)
場 所 かでる2・7、京王プラザホテル
参加者 35か国326名 留学生74名

「語ろう、世界の今」をメインテーマに、 グループディスカッション は 「世界から見た、日本、日本人」、「いじめのない社会を目指して」など 7 つのグループに分かれて行なわれました。
第二部の交流パーテ ィーでは皆さん熱心に各グループからの報告を聞き 、その後会食 と歓談。
最後の 「 みんなで歌おう 」では 「踊るポンポコリン」、ピコ太郎 の 「PPAP 」まで飛び出し、会場は 大いに盛り上がりました 。

サブリーダーとして参加して

今回、私はサッポロ・インターナショナル ・ ナイトにCグループのサブ リーダーとして参加しました。
Cグループは「いじめのない社会を目指して」というテーマで、様々な年齢層・国籍の人と議論をしました。
Cグループは人数が27名で、ほかのグループより人数が少なかったものの、いじめに関する意見は多種多様で、自分の視野を広げるとてもいい機会にな りました。約3時間もの長い時間でしたが、できればもう少し議論をしたかったとも思っています。
メンバー全員で白熱した時間を過ごすことができたからこそ、第二部では、皆とより深く仲良くなれたと思います。本当 に充実した一日を過ごすことできて、勉強になりました。(立命館慶祥高校 1 年 長崎みなみ )

2016年度 会報 No.40

[2015年度] 第38回サッポロ・インターナショナル・ナイト

日 時 2015年12月13日(日)
場 所 かでる2・7、京王プラザホテル
参加者 31 か国 353 名

第 1 部は上記をメインテーマに「 You は何故札幌へ?」「札幌ポップカルチ ャー」など 6 つ に分かれての グループディスカッション 。
第 2 部の交流パーテ ィーは Maddie Druryさん 豪 ・札幌藻岩高 と、札幌東高の太田百香さんの司会で進められ、第1部の報告、札ユ横山会長の乾杯で始まった会食 、 歓談と続き、 最後は「 みんなで歌おう 」でした。
曲目は、「時計台の鐘」「恋するフォーチュンクッキー」 など5曲で、特に「恋する …」 は、高校生の皆さんによる振り付けがあり、熱気に包まれた楽しいステージでした 。
最後に恒例のいけばなインターナショナル札幌支部からのプレゼントの生け花を手に別れを惜しむ各国の留学生と参加者の姿がありました。
国際理解、国際親善の良い機会となりました。

[2014年度] 第37回サッポロ・インターナショナル・ナイト

日 時 2014年12月14日(日)
場 所 かでる2・7、京王プラザホテル
参加者 19か国421名 会員28名参加

午前中に 特別講演、午後から第 1 部グループディスカッショ ン、第2部交流会という構成でした。 特別講演では、 お父様の故三笠宮寛仁親王殿下より北海道青少年科学文化財団名誉評議員を引き継がれた、 彬子女王殿下が270名の参加者を前に 「 今こそ伝えたい日本の心」と題してお話されました。
オックスフォード大学留学 や、大英博物館での勤務体験から学んだ 、日本の文化を学び伝えていくことの大切さを語られ 、「 外国に出ると皆さんが日本を代表する外交官。
自分の国を知ることが 国際化の第1歩」とのお言葉に皆さん頷いていらっしゃいました。
第2部では日本の伝統文化について考える様々な テーマでのグループディス カッションが行われました。
茶道・華道やソーラン節 ・ 北海盆踊りのワ ークショップもあり、第 2 部の交流パーティーでは会場が北海盆踊りの歌と踊りで包まれる場面もあり 、和やかな雰囲気の中 、 国際交流の輪が広がりました。


[2013年度] 第36回 サッポロ・インターナショナル・ナイト

日 時 2013年12月15日(土)
場 所 かでる2・7、京王プラザホテル
テーマ 「共に生きるために、語ろう!」
参加者 24カ国354名

今年から12月開催で、高校生の参加が従来の2倍になったとのこと。
また、基調講演等を行わず、ディスカッションと交流会のみにしたことで、ディスカッションの時間が充分に取れたことが好評でした。
今年も受付のお手伝いをさせていただきましたが、交流会は何時にも増して若い熱気に溢れていた印象でした。
未来を担う様々な国の若者たちが真剣に話し合い交流している姿は本当に清々しいものです。(H.K.)


[2012年度] 第35回 サッポロ・インターナショナル・ナイト

日 時 2013年2月9日(土)
場 所 かでる2・7、京王プラザホテル
テーマ 「深めよう国際理解!」三笠宮彬子女王殿下ご臨席
参加者 24カ国354名

午後1時より講演会、分科会、パーティーと夜までスケジュールはびっしりで内容も充実していました。
三笠宮彬子女王殿下をお迎えしてのパーティーは、長年北海道青少年科学文化財団の名誉評議員として何度もこの催しにご参加いただき、昨年亡くなられた、三笠宮寛仁殿下への黙祷で始まりました。
参加者からは「久しぶりにグローバルな一時を過ごすことができ、若者たちの新鮮な考えや、各国の多様性など話を聞けて、大変有意義でした。」との感想が寄せられました。