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  3. 2021年度事業行事一覧表

事業・行事予定 2022年3月4日現在

期 日  時 間 内  容 備 考
2021年4月24日(土)
2021年度第1回SALON&ZOOM講座
終了しました
2021年5月13日(木)
ベルガモ大学大学院ZOOM交流会
終了しました
2021年5月28日(金)
第78回通常総会
終了しました
2021年6月12日(土)
第71回日本ユネスコ協会連盟定期総会
終了しました
2021年6月18日(金)、22日(火)
第2回SALON&ZOOM講座
終了しました
2021年6月28日(月)
宮城県ユネスコ協会連絡協議会
終了しました
2021年7月10日(土)
民間ユネスコ運動の日記念行事
終了しました
2021年8月9,14,15日
仙台青年会議所 子どもの未来創造に向けた事業
9日のみ実施
体験活動中止
2021年9月
せんだい地球フェスタ
中止
2021年9月11日
第4回SALON&ZOOM講座
終了しました
2021年9月~2021年3月
キリバス民間ユネスコ協会設立支援準備プロジェクト
主催
2021年10月16日(土)
東北ブロック ユネスコ活動研究会in青森
中止
2021年10月17日(日)
東北ESD/SDGsフォーラム
終了しました
2021年10月22日(金)
ユネスコカレッジ
終了しました
2021年10月30日(土)
第5回SALON&ZOOM講座
終了しました
2021年12月5日(日)
オンラインキャンプ
終了しました
2021年12月11日(土)
ベルガモ大学大学院オンライン修士論文発表会
終了しました
2021年12月18日(土)
第6回SALON&ZOOM講座
終了しました
2022年1月18日(火)~22日(土)
第24回子ども絵画展
終了しました
2022年1月29日(土)
キリバス×仙台オンライン市民交流会の収録
終了しました
2022年2月26日(土)
第7回SALON&ZOOM講座
終了しました

事業・行事実績

2022年3月4日 キリバス共和国にマスク等を寄贈しました
2022年2月26日 第7回SALON&ZOOM講座を開催しました
2022年1月22日 第24回子ども絵画展を開催しました
2021年12月18日 第6回SALON&ZOOM講座を開催しました
2021年12月11日 ベルガモ大学大学院オンライン修論発表会を開催しました
2021年12月5日 オンラインキャンプを開催しました
2021年11月24日 第6回SALON&ZOOM講座のご案内
2021年11月12日 第24回子ども絵画展の作品審査会を開催しました
2021年10月30日 第5回SALON&ZOOM講座を開催しました
2021年10月22日 ユネスコカレッジ講座を開催しました
2021年9月22日 第5回SALON&ZOOM講座(10月30日)のご案内
2021年9月22日 ユネスコカレッジ講座(10月22日)の参加募集案内
2021年9月22日 東北ESD/SDGsフォーラムが10月17日に開催されます
2021年9月11日 第4回SALON&ZOOM講座を開催しました
2021年9月8日 国際理解弁論大会に参加しました
2021年8月20日 子ども絵画展の応募作品は仙台ユネスコ協会事務所で受け付けます。
2021年8月2日 見上会長が名取市長を表敬訪問しました
2021年7月20日 ユネスコカレッジ講座を10月22日(金)に開催します
2021年7月20日 第24回子ども絵画展のご案内&作品募集のご案内
2021年7月10日 民間ユネスコ運動の日・記念事業を開催しました。
2021年6月18、22日 第2回SALON&ZOOM講座を開催しました。
2021年6月1日 民間ユネスコ運動の日記念行事のご案内(2021年7月10日開催 )
2021年6月1日 【告知・参加募集】第2回SALON&ZOOM講座を開催します(6月18日22日)
2021年5月28日 第78回通常総会を開催しました。
2021年5月13日 青年部主催・ベルガモ大学大学院ZOOM交流会(最終回)を開催しました
2021年4月24日 2021年度SALON&ZOOM講座がスタートしました!

キリバス共和国にマスク等を寄贈しました

キリバス共和国は2022年1月に入国を緩和したとたん、国内感染が拡大し、1月末開催予定だったオンライン文化交流会も10日前に変更を余儀なくされました。現地ではマスク等の感染予防物資が不足しているとの報を聞き、急遽役員に支援金寄付を募りました。
購入予定先のアイリスオーヤマ様に事情を説明したところ、マスク寄贈の申し入れがありました。またフィジー共和国名誉領事の清水誓幸様からもマスクが寄贈され合計で約2万枚のマスクを寄贈することになりました。日本キリバス協会がコンテナを仕立てマスク以外の支援物資も輸送することとなり、この輸送費用にも多額の費用がかかるため、当協会の寄付金は輸送費とキリバス側から依頼のあった手袋購入費用に充てることにしました。3月1日にはアイリスオーヤマ様が事務所に来られ、マスク贈呈式を行いました。
支援物資を積んだ船は3月4日に出港し、3月中旬にキリバスに到着する予定です。
コロナ早期終息の祈りを込めて文化交流会録画に参加した誇雀会からいただいた千羽鶴も一緒に送りました。
気持ちのこもった寄付や支援に対して改めて感謝申し上げます。私たちの願いを伝え、今後も相互理解を深めていきたいと思っています。

  • アイリスオーヤマ様からの寄付贈呈式

第7回SALON&ZOOM講座を開催しました

2021年度最終回となります第7回SALON&ZOOM講座は、2022年2月26日(土)、「海洋プラスチック問題」と「家庭でできるSDGs」の二部構成で開催いたしました。
第一部は「海洋プラスチックごみ対策について」と題した、環境省東北地方環境事務所資源循環課長 草刈耕一氏による講話です。
私たちの生活に利便性と恩恵をもたらしたプラスチックですが、夥しい数の海洋プラスチックごみが行き場を失っています。
世界各地の海岸に見られる漂着ごみは、漁具・ポリタンク・洗剤容器など海岸で発生したごみではない物であり、生態系を含めた海洋環境、船舶航行、観光や漁業、沿岸域居住環境などへの影響があること、そして、海洋中のマイクロプラスチックが生態系に及ぼす影響が懸念されているという現状です。さらにこの問題は、観光地と漁業収入の落込み、海の清掃コストなども含め、世界全体で年間130億ドルの経済損失を生み出しています。
SDGs14は「海の豊かさを守ろう」です。「2050年に、世界の海は魚よりプラスチックの方が多くなるということにならないように、アクションを起こそう」(約11億トンの累積量という試算がある)という動きに対応し、環境省による海洋ごみ調査、新たな国際枠組み作りへの参加、「海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」の策定、海岸漂着処理推進法、プラスチック資源循環戦略「マイルストーン」(ワンウエイプラを累積25%排出抑制、3R)などが進められています。
普及啓発・連携促進の例としては「プラスチックとの賢い付き合い方」「海ごみゼロウイーク」「海ごみゼロアワード」があります。海洋プラごみは、マイクロプラスチックになる前に回収する、流出する前に回収することが重要です。ごみ回収の多くはボランティアに支えられており、自治体と連携し環境省へつながることで、経済的支援も受けられるというお話もありました。海洋プラスチックごみ問題の現状と対策についてナレッジを共有することで、私たちにもできることを認識し、行動する必要性を実感する機会となりました。

  • 草刈 耕一氏

  • 講演風景

第二部は「家庭でできるSDGsの取組&みつろうラップ」と題してスズノキ堂(材料、製品をネットで販売)鈴木麻里氏による講話とみつろうラップ製作の実演でした。初めに、蜂蜜の蜜ろうから作る「みつろうラップ」を使う良さと実物の紹介がありました。
みつろうラップは、洗って繰り返し使える上、食品の変色を防ぎ長持ちさせる力があるので食品ロスの解消になります。
例えば、玉葱やリンゴの切り口を包む、おにぎりを包む、ブドウを包むなど、包む物の大きさや場面に合わせて活用できます。
熱に弱いという性質はありますが、手のぬくもりで器にぴったりと密着させることができます。カビが生えたらその部分を切り取り、土やコンポストに埋めることで自然に還すことができます。スズノキ堂では原料となるオイル・みつろう・コットンがオーガニックであることにこだわった地球環境に負荷のない生成を意識しており、このことは自分たちの健康だけでなく農業従事者の生活支援にも繋がっています。ご自身が大切にしている「使い捨てを使わない、持ち込まない、買わない」「家にあるものでできるもの、昔の知恵(着物を自然に還るまで活用するなど)を共有して行動する」生活は、実はシンプルで楽な生活です。主婦、母親目線で感じ、大切にしたことが「地球も私たちも心地よく暮らす」ことになると思い至った経験から、無理なく肩肘張らずに続けられる自然な暮らし方をご提案いただきました。
今日、簡単に自作できるみつろうラップと出合ったことを誰かと話題にし、自分にできることから始めてみることは、私たちの生活が環境問題を解決する自然な暮らしを送ることに繫がると理解した講座でした。

  • 実演風景

  • 質問にも丁寧に回答いただきました

第24回子ども絵画展を開催しました

今年度24回目となったユネスコ子ども絵画展が2022年1月18日(火)から22日(土)にかけて、東北電力グリーンプラザ・アクアホールにおいて開催されました。作品募集期間は2021年9月21日から10月15日、応募・展示作品は小学校34校、中学校14校から計173点となり、子どもたちのみずみずしい感性による各作品が、見る人に新たな感動を呼びました。
寒い中、5日間で計656人のお客さまがご来場くださいました。昨年は、開催直前に新型コロナウイルス感染拡大のため痛恨の思いで開催を断念しましたが、今年は、最終日の表彰式は残念ながら中止せざるをえなかったものの展示会自体は大好評のうちに実施することができました。開催にあたりご後援くださった宮城県、仙台市をはじめ各行政機関、各社の皆さま、東北電力グリーンプラザさま及び会員の皆さまのご尽力ご協力に深く感謝申しあげます。来年も1月に開催する予定ですので、奮ってご応募くださいますようお待ちいたしております。

  • 会場風景

第6回SALON&ZOOM講座を開催しました

2021年の講座納めは、「Xmasスペシャルライブ」と題し高見秀太朗さん(ピアノ)と水谷ヒカルさん(ヴァイオリン)をお迎えし、久しぶりに生演奏を楽しみました。当初会場は、事務所を予定しておりましたが、12月は丁度第5波の収束時期にあり、なんと日立システムズホールにて会場一体型の演奏会実現となりました。
高見さんは「100万人のクラッシックライブ」のピアニスト&スタッフを務められ、子どもから高齢者まであらゆるコミュニティをつなぐ音楽環境づくり、また東北はじめ全国の小中学校で音楽教育支援を実施している若手演奏家です。水谷さんは音大3年在学中で、活動に賛同され登録アーティストとして活躍されています。
当日は、お二人の息の合ったクラッシックを中心とした音楽に、会場の皆様と共に心躍る時間(とき)を過ごすことができました。一曲ずつ優しい語りで詳細な紹介があり、音楽をより身近で興味深いものとして聴くことができ、会場の皆さまからも感動が2倍になりました、心が躍りました等々、嬉しいお言葉が多く届けられました。
今回の企画にあたり、お二人の演奏家からの「感動を共有することから笑顔の輪を広げ、皆さまとあたたかな時間をご一緒できれば幸いです」とのメッセージ通り、音楽を介し、演奏家と会場の皆さまお一人おひとりがひとつとなり、長引いているコロナ疲れから一瞬でも解き放たれた演奏会となりました。 生の音色にときめく演奏会を、近い将来また開催できることを切に願います。

  • 若いお二人の生演奏に心が癒されました

  • 曲間のトーク。曲を聴いてどの季節をイメージする?

ベルガモ大学大学院オンライン修論発表会を開催しました

12月11日、ベルガモ大学大学院との交流における集大成として、イタリアの院生の皆さんに修士論文を披露していただきました。
院生の皆さんはそれぞれ日本に関する論文を執筆し、文学から生産活動の運用方式まで、多岐に亘る研究発表をなさいました。
わたしたち日本人にとっての当たり前が魅力的に見えてきたり、日本が誇る技術を改めて認識したりする、有意義な機会だったように思います。中でも、仙台藩の先人、慶長遣欧使節・支倉常長に目を向けた論文には感嘆しました。執筆中には青年部に意見を投げかけ、支倉氏に対する若者の認識と齟齬がないように、と注意を払う彼の真摯な姿勢に感銘を受けていたので、披露は感無量でした。
卒業を迎える学生さんとの交流は一旦終止符を打ちますが、今後もベルガモ大学との枢要な時間を設けていきたいと思います。造詣が深い学生さんたちの卒業に、少しでも花を添えられていたら幸いです。

  • 発表論文

  • 参加した皆さん

オンラインキャンプを開催しました

2015年から青年部が毎年夏に開催しておりました「宮城ユネスコ子どもキャンプ」が、新型コロナウイルス感染の影響により2年連続中止になったことを受け、2021年12月5日(土)にZOOMにて「オンラインキャンプ」を開催いたしました。
小学6年~中学生の子どもたちを対象とした開催を見込んでおりましたが、残念ながら当日子どもたちの参加希望はなく、当初子どもと交流するスタッフとして参加希望をしていた大学生2名が参加してくれました。
参加してくれた大学生の2名にとっては、結果的に青年部のみとの交流となってしまいましたが、当日は予定とは内容を多少変更しつつ、アイスブレイクや簡単なゲーム等の交流を図り、ありがたいことにイベント終了時には「楽しかった」「また活動があれば参加したい」等の言葉をいただくことが出来ました。 2年間のキャンプ開催中止により、子どもたちの青年部活動に対する関心も薄れているように思います。今回参加者を集められなかったことを反省しつつ、このコロナ禍においても意義のある活動ができるよう、これからも頑張っていきたいと思います。

  • オンライン交流会になりました

第6回SALON&ZOOM講座のご案内

2021年最後の第6回講座は、スペシャルな企画です。
クリスマスまで1週間の18日(土)の午後、「ヴァイオリンとピアノのXmasスペシャルライブ」を、日立システムズホール(青年文化センター)シアターホールで開催します。久しぶりに生の演奏を聴いてみませんか?
コロナ感染の状況が落ち着いている今、感染対策には万全を期しますので、ぜひ、ホールまで足をお運びください。
Zoomでの配信も同時に行いますので、Zoomのお申し込み可能です。
小さなお子さん連れでも、ご家族でご入場できます。会員以外の方は、お申し込み不要(感染対策のため、入場時の体温測定、お名前・連絡先のご記入をお願いします)での入場も受け付けますので、ぜひ、多くの皆さまにお声がけください。入場無料です。

第24回子ども絵画展の作品審査会を開催しました

11月12日に、子ども絵画展応募作品の審査が行われ、各入賞作品を決めました。
今年もコロナ禍による屋外での活動自粛を懸念しておりましたが、昨年以上の170点を超える応募がありました。
テーマや表現方法は変化に富み、審査員も評価に苦労していました。
なお展示会は2022年1月18日(火)~22日(土)の午前10時から午後6時まで、東北電力グリ-ンプラザ1階のアクアホ-ルにて開催いたします。(最終日は午後4時まで)

  • 審査風景

第5回SALON&ZOOM講座を開催しました

第5回講座は、講師に、環境省東北地方環境事務所、併任で名取自然保護官事務所の自然保護官でもある渡邉元嗣氏をお招きし、「みちのく潮風トレイル」のご講話いただきました。民間人材として環境省に入省された渡邉氏は、登山ガイドや温泉入浴指導員などの資格をお持ちで、前任は中部山岳国立公園(北アルプス)の国立公園利用企画官という山岳のプロ。
国立公園のお話から始まり、「みちのく潮風トレイル」誕生のいきさつへ。環境省が、震災後、持続可能な地域づくりを目指すと共に豊かな自然と地域の暮らしを未来に引き継ぐため「グリーン復興プロジェクト」を策定、その取り組みの一つとしてこのトレイルが誕生したのだそうです。北は八戸市から南は相馬市までの約1000㎞、4県28市町村にまたがり太平洋沿岸を1本の道でつなぐトレイルは、雄大な太平洋に沿って、山、森、里、海を体験できる道であり、この道を歩いてみると東北の復興の歩みとも重なってきます。
見所や歩き方をお聞きして、実際に歩いてみたい、行ってみたいとの感想が聞かれました。全ルート踏破した方もいらっしゃるとか、次回は、ぜひ現地で、道を歩き、自然を感じながらお話を伺いたいと感じた講座でした。

  • 会場風景

  • ZOOM参加者

ユネスコカレッジ講座を開催しました

10月22日(金)にユネスコカレッジ講座をオンラインにて開催しました。
昨年中止となった貞山運河シリーズ第4弾で、北上川治水と北上運河にフォーカスを当てました。
石巻市教育委員会の泉田邦彦氏からは、藩政になってから川村孫兵衛北上川改修工事が始まり、新田開発によるコメ生産量の増大や舟運による物流活性化で石巻湊は奥州随一の湊として繁栄したこと等、石巻市が保有する古文書(毛利コレクション)を読み解きながら説明していただきました。なおこれら古文書は11月3日にオープンした石巻博物館で展示されていますので、興味のある方は是非ご覧ください。
郷土史家の木村紀夫氏からは、明治政府が着手した野蒜新港開発について講演していただきました。
東北を一大貿易拠点にする一大プロジェクトで、最初に新港建設に必要な石材運搬ルート整備のために北上運河を開削、次いで野蒜新港第一期工事を完成させました。しかし第二期工事開始直前に襲った台風で突堤の大半が決壊し港湾機能が失われてしまい、その後復興を断念して本プロジェクトは中止となりました。
当初の企画では1日目は泉田、木村両名の講演を拝聴し、翌日は講演で紹介された場所を貸切バスで訪れ、日本考古学協会会員の高橋守克氏から解説していただく予定でした。しかし今回はコロナ感染予防を考慮し現地踏査が出来ませんでしたので高橋守克氏には、踏査ルート案に基づき現地風景スライドを投影していただき丁寧に説明していただきました。まるで現地で聞いているような感覚で、講演内容をしっかりと把握することができました。 なお運営スタッフは会場で聴講させていただきました。

  • 講演風景

  • 講師&スタッフ記念撮影

第5回SALON&ZOOM講座のご案内

第5回講座は、東日本大震災後に環境省主導で着工し、2019年6月に全面開通した太平洋沿岸約千キロの道「みちのく潮風トレイル」を取り上げます。大自然と持続可能な地域つくりを見て、聞いて学びます。
今回も SALON&ZOOM併用のハイブリッド開催となります。参加申し込みは募集案内書をご覧ください。

ユネスコカレッジ講座(10月22日)の参加募集案内

2016年度「日本遺産」に認定された『政宗が育んだ “伊達”な文化』を記念して、2017年度ユネスコカレッジ講座から地域遺産に登録された貞山運河を取り上げ、この講座で最後の回になります。会議室での開催を予定しておりましたが、コロナ感染防止のため、ZOOMによる参加となります。講演内容や参加申し込みに関しては、募集案内書をご覧ください。

東北ESD/SDGsフォーラムが開催されます

10月17日(日)に青森市において「東北ESD/SDGsフォーラム2021」が開催されます。青森在住者以外はオンライン(YouTubeでの配信)での参加となります。ESD/SDGs活動は第4回SALON&ZOOM講座でも取り上げましたが、より深い理解につながると思われますので参加しては如何でしょうか。内容や申し込み方法などは、下記のポスターをご覧ください。

第4回SALON&ZOOM講座を開催しました

奇しくも同時多発テロから20年目の9月11日、「正しく知りたいESDとSDGs」をテーマに講座を開催しました。講師は、協会理事の宮城教育大学 市瀬智紀教授。国連、UNESCOの成り立ちや役割からSDGsに至るまでの歴史を噛み砕いて解説いただき、聴講した皆さんは、口々に「勉強になった」「全容が理解できた」と感想を述べていました。
日本の達成度や取組みの課題から、2030年に向けて一人一人が何をすべきか、考えさせられた時間となりました。

  • 講話に引き込まれる聴講の皆さん

  • グレタさんの言うYouは、私たち大人世代の胸に刺さります

国際理解弁論大会に参加しました

宮城県高等学校国際教育研究会・外務省・(公財)日本国際連合協会主催による2021年度第68回「国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール」の宮城県予選(第56回 国際理解に関する弁論大会)が、9月8日せんだいメディアテークを会場にして開催されました。
今年はコロナ感染拡大による宮城県の緊急事態宣言を受け、映像審査となりました。各高校から7名のビデオ映像により内容70点、表現態度30点の審査基準をもとにして行われました。
宮城県知事賞、仙台ユネスコ協会長賞を仙台二華高の斎藤麗さん(1年生)が受賞されました。

  • 審査風景

  • 審査風景

見上会長が名取市長を表敬訪問しました

コロナ禍が拡大し始めた2020年2月の表敬訪問から1年半、8月2日に名取市山田市長を表敬訪問しました。
今回の目的は、前回訪問でコロナ禍明けにと提案させていただいていた「みちのく潮風トレイル」への取組みの確認と、名取市に立地する尚絅学院大学のユネスコスクール支援大学間ネットワーク(ASPUnivNet)への登録報告でした。
市長と学校教育課長からは前向きな協力の言葉をいただき、今後の連携に期待をもつことができた訪問となりました。

  • 名取市長との面談

  • 教育委員会理事兼学校教育課長にユネスコスクールの
    提案

子ども絵画展の応募作品は仙台ユネスコ協会事務所で受け付けます。

第24回子ども絵画展への募集作品は仙台ユネスコ協会事務所(仙台第一生命ビル5階)にて受け付けいたします。
受付期間は9月21日 (火) ~10月15日(金)、月曜日から金曜日の午前10時から午後4時までの間です。ただし祝日は除きます。
直接ご持参でも郵送でも構いませんが、作品と応募者氏名(漢字とカタカナ)・学校名・学年・作者コメントが記載されている用紙を添えて、ご提出ください。
なお展示会は、2022年1月18日(火)から1月22日(土)の午前10時から午後6時まで、東北電力グリーンプラザ・アクアホールにて開催します。皆さまのたくさんの応募をお待ちしております。

ユネスコカレッジ講座を10月22日(金)に開催します

2017年度から4回シリーズで企画しました「伊達な文化 地域遺産の貞山運河を学ぶ」はコロナ禍のため昨年度の開催を中止いたしました。まだ感染が収束しておりませんので今年は現地踏査を取りやめ、下記の講演会を行います。募集要項などは後日ご案内申し上げます。
日 時:10月22日(金) 13:30〜15:15
場 所:仙台第一生命ビル6 階 大会議室 (青葉区国分町三丁目 1-1)
テーマ:〜地域遺産の貞山運河を学ぶ〜 「北上川. 東名運河」
講 師:泉田 邦彦 氏、木村 紀夫 氏、髙橋 守克 氏
定 員:50名
参加費:無料

第24回子ども絵画展のご案内&作品募集のご案内

今年度もユネスコ子ども絵画展を開催いたします。(実施要項&ポスターはこちらをご覧ください)
子ども達が地域の文化や自然を愛し、誇りをもって、守り伝えていこうとする気持ちを育むことを目指して実施してきました。
昨年度は多くの作品を応募いただきましたが、コロナ感染拡大の影響で展示会を中止いたしました。今年度もワクチン接種の普及や感染状況を見極めながら判断していく予定ですが、感染予防対策を含め準備を進めて参りますので奮ってご応募ください。
なお、作品の募集期間が9月21日から10月15日と、昨年より受付開始が遅くなっていますのでご注意ください。

民間ユネスコ運動の日・記念事業を開催しました。

今年は日本がUNESCOに加盟して70年になります。そこで「UNESCO加盟70周年記念事業」と銘打って、7月10日(土)に密を避けるため大きめの会場を借りて開催しました。初めに青年部代表・仲海渡さんの音頭に合わせて「ユネスコ会員要綱」を唱和後、「ユネスコの歌」を全員で斉唱しました。次いで、見上会長の挨拶と書き損じはがきを寄付いただきました団体・個人への感謝状贈呈を行いました。

  • ユネスコの歌斉唱

  • 見上会長挨拶

記念講演は防災士・防災キャスターとして活躍されている阿部清人さんを講師にお迎えして、「防災サイエンスショーとエネルギー」と題して、東日本大震災での豊富な経験や事例を紹介しながら、エネルギーと防災の密接な関係を説明していただきました。また、常日頃行っておくべき具体的な防災対策の紹介や手作りの道具を用いた実演も披露していただきました。

  • 記念講演風景

  • 記念講演風景

最後に青年部のみなさんから、ICTを活用し海外の大学生と交流を行う新たな試みも含めた現在の活動紹介がありました。新規加入メンバーもいますので、今後の活動が楽しみです。

  • 青年部の活動紹介

  • 青年部の活動紹介

第2回SALON&ZOOM講座を開催しました。

第2回SALON&ZOOM講座は「イタリアから見た支倉常長」というテーマで、2回連続の講座となりました。
前編は、6月18日(金)「慶長遣欧使節の歴史的意義~ヨーロッパで変わりつつあった世界観の中での慶長遣欧使節」、後編は、6月22日(火)「イタリアにおける常長の足跡『使節団を見つめる目:使節団観察記録』」というタイトルでした。
講師は、元パヴィア大学キリスト教史教授Annibale Zambarbieri(アンニ-バレ・ザンバルビエ-リ)氏、平成22年3月発刊の「仙台市史特別編8慶長遣欧使節」に、海外調査・執筆協力者として関わった方です。イタリア語での講義を日本語に翻訳して伝えたのは、ベルガモ大学大学院日本語科契約教授の田中久仁子氏、ザンバルビエーリ教授夫人です。田中教授もまた、仙台市史編纂に協力しています。
前編では、ヨーロッパ諸国が、未開の果て(と思われていた)からの来訪者をどのように受け入れたのか、当時のヨーロッパの世界観や、宗教上の思惑などから解説していただきました。後編では、使節団が訪れたイタリア、スペイン各地の風景や建造物、フレスコ画などに残る一行の姿を、豊富なスライドで見せていただきました。
400年も前に、世界を舞台に7年間もの長期にわたる一大ドラマを展開した慶長遣欧使節は、以下の記述通り、政宗と常長の評価(人気)を不動のものにしていることを改めて感じました。
「(慶長遣欧使節は)ローマ・カトリック世界において政宗の声望を高め、奥州の地の存在を世界に知らしめた。政宗の使者支倉は悲運の旅路においてさえ人格者として誉れ高く、偉大な足跡を世界史に留めて現代に至る日本とヨーロッパの懸け橋の役割を十分に担ったと言うことができるであろう。」(五野井隆史 聖トマス大学教授〈仙台市史編纂当時〉)
現代の懸け橋になっていただいたZambarbieri教授ご夫妻には、心より、感謝申し上げます。

  • 講師アニーバレ・ザンバルビエーリ教授と
    田中久仁子教授ご夫妻

  • 講師のお2人が編纂に関わった
    「仙台市史特別編8慶長遣欧使節」

  • Zoom参加の皆さんが、次々に入室、イタリアから参加の皆さんの顔も見えます

  • 講座パワーポイントから
    支倉常長肖像 作者はクロード・デリュエ
    国宝・ユネスコ記憶遺産 仙台市博物館蔵

  • 常長ローマ市入パレードの様子 作者不詳
    「九曜紋」の幟旗、後方に大太刀を持つ従者も見えます、かなりの大荷物、サン・ファン・バウティスタ号で運んだのでしょうね

  • 講座終了、参加の皆さんの表情が、充実した講座だったことを語っています
    ありがとうございました

民間ユネスコ運動の日記念行事のご案内(2021年7月10日開催 )

「民間ユネスコ運動の日」は世界初の民間ユネスコ団体である仙台ユネスコ協会が設立された日で、全国のユネスコ協会で様々な催しが行われています。今年は感染防止対策を講じた上で、防災サイエンスインストラクターとして活動されている阿部清人さんをお招きして開催いたします。(開催案内はこちら)会員や会員の家族・友人のご参加をお待ちしております。
なお後日、YouTubeによる視聴者限定配信も行います。(申し込み方法も開催案内をご覧ください

  • 開催案内

  • 講師プロフィール

第2回SALON&ZOOM講座を開催します(2021年6月18、22日)

第2回SALON&ZOOM講座のご案内

第2回SALON&ZOOM講座は、2回連続の、特別な講座をご提供できることになりました。
1回目は6月18日(金)、2回目は6月22日(火)、イタリアはミラノからのZOOM講座になります。両日とも講座時間は17:00~18:30、イタリアとの時差が7時間あり、この時間帯となりました。
仙台市博物館には、ユネスコ記憶遺産「慶長遣欧使節関係資料」が収蔵されています。仙台人にとって、支倉常長は特別な存在ですが、イタリアから見た支倉常長はどんな存在なのでしょう?地元仙台では初となる「イタリア人研究者」による講演は、イタリア語による講演ですが、通訳がつきます。通訳をしてくださるのは、青年部が交流しているベルガモ大学大学院の日本語教授である田中久仁子先生。
「イタリア人研究者」は、田中先生のご主人の元大学教授です。
市民講座として、資料写真や風物写真をふんだんに入れつつ、未発表の資料の初公開もあるという研究としての価値もある興味深い講座になると思います。詳細は、案内チラシをご覧になり、お申し込みください。

  • 第2回「慶長遣欧使節

第78回通常総会を開催しました。

2021年5月28日(金)午前10時から仙台第一生命ビルの6階会議室にて昨年同様感染予防措置を講じ、第78回通常総会を開催しました。
初めに「2020年度事業報告ならびに決算報告」「2020年度監査報告」が上程され異議なく承認されました。また「2021年度事業計画及び予算」が上程され、これも異議なく承認されました。次いで審議事項として「理事・監事の選任」が上程され、議長の提案通り承認されました。総会終了後、引き続き2021年度第2回理事会が開催され、「会長・副会長・専務理事の選定及び事務局長の選任」が審議されました。その結果、専務理事と事務局長、若干名の理事・参与が交代いたしました。(詳細は役員紹介のページをご覧ください
今年度も昨年から取り組んでいるSALON&ZOOM講座を活用して、SDGs推進に努めたいと考えております。
また文部科学省の未来共創プラットフォーム事業にも応募し、キリバス共和国との文化交流と防災・気候変動を通じて世界との繋がりを推進していきます。コロナウイルス感染が収束していない状況のため事業・行事の中止や変更の可能性もありますが創意工夫して実りある活動につなげたいと考えております。

  • 総会風景1

  • 総会風景2

青年部主催・ベルガモ大学大学院ZOOM交流会(最終回)を開催しました

2020年9月にスタートしたZOOM交流は、イタリアの学校の年度末に合わせ、5月13日に2020年度最終回を開催しました。
1年間交流を続けた青年たちは、互いの名前や顔を覚え、会話も弾むまでになりました。初の試みとして、ブレイクアウトルーム(少人数グループ毎の小部屋)で交流、より親密な会話で盛り上がったようでした。
2020年の交流相手は大学院の2年生で、これから卒業試験、修論作成なのだそうです。2021年は、現1年生が夏休みを終え、2年生になった10月から新メンバーで再開します。今回は、1年、2年両学年の学生が参加し、総勢27名での交流となりました。
夏休み中も個人レベルでの交流を続けるとか、また、日本への留学を予定している学生もいるとのこと。ユース間の交流の広がりが見える素晴らしい活動になりました。ベルガモ大学大学院日本語科田中久仁子先生初め関係した方々に、心から感謝申し上げます。

  • 参加学生たちのスクリーンショット。
    25人に収まりきれなかった方、ごめんなさい。

2021年度SALON&ZOOM講座がスタートしました!

2021年度第1回の講座は、青年部対象で開催しました。
講師は山下邦明氏。昨年6月「日本学術振興会バンコクセンター長」の任を終え、バンコクから帰国されていた山下氏の講座を青年たちにぜひ聴かせたいと仲介したのは、見上会長です。日本ユネスコ協会連盟事務局に10年、UNESCO本部事務局(パリ)に9年勤務されていた山下氏は、UNESCO(ユネスコ)を最も知っていると言える方で、ご本人曰く、「1947年、仙台ユネスコ協力会が発足した年に生まれました。民間ユネスコ協会と共に歩んできたようなものです。」
UNESCO誕生の歴史や、日本とUNESCOの関係など、大人会員にとっても興味深いお話しでしたが、山下氏が伝えたかった相手は、これからユネスコ活動を担う青年たち。「人は出会うべき人と出会うべき時に出会う」「人徳とは」「たけのこ族になろう」など、ご自身の生き方から得た教訓は、青年たちの心に響いたようでした。
山下氏がかつて目黒ユネスコ協会に在籍されていた縁で、同協会の大学生会員である石井喜大さんも参加され、仙台ユネスコ青年部と、コロナ禍での取組みを紹介し合う場面もありました。石井さんが中心になって行っている活動も素晴らしいものです。目黒ユネスコ協会ホームページも、ぜひ、チェックしてみてください。ルンルンライブ

  • マイケル/ジャクソンさんと山下さん

  • 山下邦明氏プロフィール