下京渉成地域教育プロジェクト
京都市立下京渉成小学校
参加人数 130
助成活動期間2024/4~2025/2
活動のねらい
・自然と触れ合う
鴨川、高瀬川という京都を代表する自然と児童が触れ合う。
・地元の方と関わる
防災や防犯、京野菜、地域伝統文化という観点から地域の方と関わる。
・ユネスコスクールの取り組みを通じて持続可能な未来の社会を築く一員としての素地を養い、「心の中に平和の砦を築く」という理念を基に人権の担い手となる地球人を育む。
活動内容
総合的な学習の時間の中でユネスコスクールとしての活動を行っている。
・防災、防犯への取り組み
3年生は地域の身近なお年寄りや登校の見守りをしてくださっている人との関わりや安心、安全に暮らすという観点から防災、防犯を軸に活動している。
・「高瀬川プロジェクト」
4年生は「高瀬川プロジェクト」として高瀬川保勝会の方や京都府の環境課の方と共に水質や生物の調査を行っている。また、念珠づくりや京友禅染め等の制作体験を通じて伝統を継承する方々の生き方や思いに触れる活動をしている。
・「京野菜プロジェクト」
5年生では「京野菜プロジェクト」として京都府農政課や地域の方々と連携し、様々な京野菜を育て、調理しておもてなしをする活動を行っている。また、調べた京野菜について保護者や地域の方々、ゲストティーチャーを招き、発表会をしている。そのような活動を通じて発信する力を伸ばすことを目的としている。
・「最高学年プロジェクト」
今までの取り組みで培った力を発揮し、6年生では地域、学校を連携させた取り組みを計画、立案、実行している。地域の方と座談会をして自分たちに期待されることを聞き、いま何ができるかを考える。
地域の方と関わり、京野菜を栽培する様子
高瀬川で水質や生物の調査を行う様子
助成金の使途
助成額 10万円
(下記費用を、助成金から充当)
| 内訳 | 使途 | 金額 |
|---|---|---|
| 諸謝金 | 44,000 | |
| 消耗品費 | 文具 | 5,999 |
| 消耗品費 | 肥料・土・農具 | 29,915 |
| 雑費 | 生態系観察用具等 | 20,000 |
児童・生徒の変容
ユネスコ学習に関する発表会があることで、次年度の学習にイメージを抱くことができ、主体的かつ必然的に取り組めた。京野菜プロジェクトを振り返って、何かのために頑張る力や集中力が向上し、それがほかの学習にもつながったと振り返った。また、高瀬川プロジェクトを通して川の大切さについて考え、地域に愛されている高瀬川を大切にする気持ちを養った。
先生の声
ユネスコスクールの活動を主導することを通して各教科との関連や目標を達成するための手立てを系統的に考えることができた。
保護者の声
在校生の保護者は他府県の移住者も多く、伝統産業や歴史についての学習を参観した際に、非常に勉強になった。
生徒の声
「自分が頑張ったものを「おいしい」「楽しかった」などと言ってもらえてとてもうれしかった」
「高瀬川の前を通った時にあんなことをしたなと思い出しながら大切にしていきたい」
「高瀬川の汚さやそれで生き物がどうなっているかを友達と話してたくさん共有することができた」
学習成果発表の様子
実施なし
教材ダウンロード
資料なし