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「らうす昆布図鑑」づくり

羅臼町立羅臼小学校

参加人数 全学年146人
5年生主体/地域住民・保護者30人

助成活動期間2019/4~2020/2

活動のねらい

羅臼町は、世界自然遺産に登録された知床半島の南側に位置し、自然豊かな漁業の町である。5年生では、町の特産である「羅臼昆布」を探求課題とし、昆布の生態や昆布が育つ自然環境、昆布の製品化、流通などに目を向けさせ、包括的にふるさと羅臼を捉える学習を展開していくことで、ふるさとに対しての誇りと愛着を育むとともに、地域に貢献できる人を育てることをねらいとする。

活動内容

○「川探検活動」 (全学年及び保護者)  
親子での川での体験活動を年間5回実施した。日ごろ見慣れた羅臼の川で魚とりや水質検査などの直接体験を通して、羅臼の良さを実感した。 

○「羅臼昆布図鑑」づくり(第5学年)
町の特産である「羅臼こんぶ」を切り口に、それぞれの児童の課題を設定し、体験・実験・取材・施設見学などを通して課題解決を行った。児童は、①生態 ②自然環境 ③昆布業 ④宣伝・商品開発 ⑤消費 の5グループに分かれ主体的に活動し、「羅臼昆布図鑑」を作成した。

助成金の使途

助成額 99,053円
(下記費用を、助成金から充当)

内訳使途金額
諸謝金 川探検講師料(5,000円×6回) 30,000円
旅費交通費 川探検交通費(2,000円×5回×3名) 30,000円
通信費 レターパック代金 520円
印刷製本費 製本テープ、コピー用紙 4,000円
消耗品費 プリンターインク 27,603円
雑費 水質検査キット 7,450円
その他 ①胴付き付き長靴・たも網 ②印刷製本費  29,060円

児童・生徒の変容

○実験・体験・施設見学・取材などの直接体験活動を多く取り入れることで,主体的に学ぶことができるとともに,より確実な知識の習得や思考・判断力を育むことができた。

○様々な人との出会いと対話から,コミュニケーション能力を高めることができた。

○実際に地域に出て学ぶことで,地域の良さを実感するとともに新たな課題を発見することができた。

○ふるさと羅臼を多角的に捉えようとする視点と態度をはぐくむことができた。

○協力して1つのものを創りあげることを通し,協働する楽しさを培うことができた。

○地域に発信したのち,地域の反応や自分たちがまとめたことの振り返りから,ふるさと羅臼についての誇りや愛着,更には課題を再認識し,これからの自分の生き方を考えるきっかけとしていく。

○東京(海洋教育シンポジューム)での発表では、東京羅臼会(同郷人会)の方たちとつながり、子供たちにとっても同郷人会の方たちにとっても故郷を大切にすることを改めて考えていただけたと思われる。

先生の声

○学年の連続性(昆布図鑑を毎年製作する)、学びの連続性を考え、教育課程を工夫した。

○低学年時に直接体験したことをもとに、高学年で具体的な学びにつながるよう、保護者と一緒に体験できる「川探検」を行ったことで、今後の学びがより深い学びになると思われる。

○本校で育った子どもたちが、現状の学びをもとに持続可能な社会の形成者として次にどのようなアクションを起こしていくか楽しみである。社会の一形成者として一人一人の子どもたちに自覚を促し、自分たちにできることを自分たちの目線で確実に見出す力を育んでいきたい。そのためにも継続した着実な活動が必要である。さらに学校内の組織はもちろん地域社会が子どもの育ちを支えるための外部組織を整備する必要がある。

○子どもたちが今の知床をどのように評価し、そこに生活する小学生として持続可能社会を実現するため、具体的なアクションを考えさせていきたい。
(例として環境を守る取組として羅臼こんぶの保湿成分を利用した廃油石けんの製作と配布)


生徒の声

〇(海洋教育シンポジュームの発表で)今まで勉強してきてよかったと思った。

〇今まで知らなかったことを知れてとても良かった。川探検活動にまた行きたい!

学習成果発表の様子

実施なし

教材ダウンロード

資料なし