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研修会(談話会)


第8回「環境」談話会

2014年9月13日(土) 13:30〜14:45
『温暖化で世界の山岳氷河は消滅に向かうか?―環境、水資源、観光への危機―』
講  師: 成瀬 廉二 氏(NPO法人 氷河・雪氷圏環境研究舎 代表)
場  所:  さざんか会館 第1会議室

概要: 世界の山岳地域の氷河の内、スカンジナビアやニュージーランド等の一部の地域では1980-90年頃に前進(拡大)の傾向を示したが、1990年以降は全ての地域の氷河が後退(縮小)しつつある。
 山岳氷河およびその周辺の積雪は、
1) 水資源(@ 生活、農業、工業用水、A 水力発電)
2) 観光(レクリエーション、スポーツを含む)
として大きな役割を果たしている。氷河が後退または消滅すると、一部の国や地域には大きな打撃となる。とくに、乾燥・半乾燥地域では水飢饉、ひいては深刻な食糧難が懸念される。
 今世紀末、氷河上の降雪量の増加/減少にも大きな影響を受けるが、もし降雪量が変わらないと仮定した場合、年平均気温が3℃上昇すると、氷河の中心高度(正しくは、平衡線高度または雪線)が約500m上昇すると考えられる。そうすると、低い山または小規模な氷河は消滅するが、高山や極寒地域の氷河は存続し続ける。しかし、水資源や観光資源としては、地域によっては壊滅的な状況となるだろう。

パタゴニア、ペリートモレノ氷河の末端と観光展望台




パタゴニア、ペリートモレノ氷河の末端と観光展望台



第7回「環境」談話会

2014年4月26日(土) 13:30〜14:45
『鳥取市街地に出没する野生動物―
              イノシシ・ニホンジカ・ツキノワグマ−』

講  師:  西  信 介 氏(鳥取県生活環境部 緑豊かな自然課 係長)
場  所:  さざんか会館 第1会議室

西信介氏 [要 旨]
 近年、ニホンジカやイノシシによる農業被害や森林被害が全国で問題となっています。鳥取県でも30年前は、イノシシは数少なく、ニホンジカはまれで、ツキノワグマは絶滅が危惧されていました。しかし現在では鳥取市の市街地近くまでイノシシ、ニホンジカが進出し、久松山でもツキノワグマの目撃情報が聞かれるようになりました。 他にもタヌキ、アナグマ、テン、外来種のヌートリアやアライグマまで進出してきています。鳥取市を中心に、近年の分布状況を紹介し、なぜこういう状況になってきたのか皆さんと共に考えたいと思います。
                                     (西 信介)
[主催者雑感]
 鳥取県では、ツキノワグマ、イノシシ、ニホンジカそれぞれの「保護管理計画」を定めている。その中で、ツキノワグマの管理目標としては「住民の安全と安心の確保を図りながら、クマの生息水準の安定と地域個体群の維持を図る」とうたっている。一方、イノシシとニホンジカの管理目標は、クマと似てはいるが「個体数調整により人間活動との軋轢の軽減を図る」とやや積極的に「数調整」を打ち出している。
 第7回『環境』談話会では、このような野生動物の「管理」を担っている鳥取県生活環境部緑豊かな自然課の専門家から話を聞くことにした。タイトルを「鳥取市街地に出没する・・・・」としたが、必ずしも街中とか住宅地のみを想定したわけではない。単に「鳥取市」だと、扇ノ山の頂上まで含んでしまうので、ここでの市街地とは、人々が暮らす生活圏とその周辺地域、という意味とした。
 また、サブタイトルに3種類の大型動物を掲げたが、これは物的、人的被害が大きいと思われる野生動物を象徴的に示したものである。実際は、鳥取市内の住宅地の庭などに、実に多くの種類の動物が出没していることを今回の講演で知った(写真参照)。危険を冒して人の居住地を訪れるのは、何かそこに美味しい物があるからに違いない。
 一般参加者の一人が、本(2014)年2月15日、久松山から本陣山への縦走していた時、斜面を駆け上るクマを目撃した。冬眠しているはずの時期なのに何故かと思う。西氏によると、「基本的に冬眠するが、一時的に目覚めて活動するとか、餌が十分あって冬眠する必要がないとか、若くて冬眠を学習していない個体は冬眠しない場合もある」とのことであった。
アライグマ  これから私たちが野生動物とどう関わり、対処したらよいか、行政や市民が協力して解決すべき多くの課題が浮かび上がる会合となった。
(「環境問題」担当:成瀬廉二)
アライグマ(鳥取市桶屋町、2013年3月、庭の池の鯉を狙って出没したところ:住宅主提供)



第6回「環境」談話会

2013年9月28日 (土)
「植林した木はどうなるか?−熱帯、乾燥地、日本を例としてー」
話題提供者:立石 麻紀子氏 (九州大学農学部 学術研究員)

立石麻紀子氏 [概要]
砂漠化から人々の生活を守るため、樹木から採れる樹液を加工して売るため、樹木そのものから家や家具を作ったり、薪炭材として使うため。様々な理由のために、世界各地で植林が行われている。このような人工林は現在世界の森林面積のうち7%を占めており、森林保護や環境問題への関心の高まりから今後、増加すると予想される。
 たとえば乾燥地での植林は、飛砂や強風防止のために木を植える。そのため、砂に埋もれても、より幹を太らせ樹高を高くできる樹木が多く用いられている。一方で、東南アジアでは、ゴムやユーカリ、アカシアといった外来樹種による人工林が増加している。これらは成長が速く商業的価値が高い反面、水を使いすぎるという懸念をもたれている。
 実際に、カンボジアで蒸散量を調べてみると、雨が降らない時期に外来樹種のユーカリの蒸散量が天然樹種より高くなる傾向があった。
 日本では、木材価格の低下や人件費高騰などの理由から手入れが行き届かない森が増加している。このような管理放棄人工林を今後どうするべきかについて、木材供給だけでなく水資源の安定的な供給や災害の防止という観点から考えると、間伐をして林内を明るくし、下層植生を増やすことがひとつの解決方法になりうる。
 このように、一口に植林といっても、場所や規模・樹種によって問題点も変わる。樹木の寿命は長く、植林するときには予想しなかった問題がでてくることもある。
カンボジアのゴム人工林 今回は、樹木が水をどのように使うのか、に着目した研究例を題材に話をさせていただいた。
 これからは、植林後、長期的に管理が必要になるからこそ、その森を利用し、そこで生活する人たちの暮らしも考えていきたいと思う。
[写真]カンボジアのゴム人工林(2009年、立石撮影)



第5回「環境」談話会

2013年3月23日(土)
「北極の氷が減っている! 日本の気象への影響は?」
話題提供者:成瀬 廉二
NPO法人 氷河・雪氷圏環境研究舎代表、元南極越冬隊員


[概要] 
 北極海に浮かぶ氷が2012年の夏は著しく融け、9月中旬の海氷面積は観測史上最小となり、5年前の9月の面積から日本列島二つ分も小さくなった。グリーンランド氷床でも、頂上(標高3,216 m)付近で7月に気温がプラスになり、広範囲に表面の雪が融けた。グリーンランドの融雪は、異常気象の“猛暑”によるもので短期的な現象にとどまるのか、あるいはこれから毎夏起こる長期的気候変化の一側面なのか注目される問題である。
 一方、北極海では広い領域で日射の大半を反射する海氷が融け去り、日射を吸収しやすい海水面に変わったので、熱のバランスが崩れ、日本を含む北半球の気象や気候におよぼす影響は非常に大きいと考えられる。翌年、またはその次の年の冬の寒さ、雪の量、梅雨、夏の暑さ、台風、豪雨、竜巻などがどのような状況になるかは誰も予測はできないが、
様々な面に“異変”が発生することが予想される。
北極海
[写真]北極海.手前の濃い青色は海水面、中央の白い領域は海水が凍った海氷、遠景はグリーンランド氷床(2007年7月、本山秀明氏撮影)


第4回「環境」談話会

「環境問題」担当:成瀬廉二

2012年9月20日(木)
「足の下の力持ち 土壌動物の世界」
話題提供者 鳥取県立博物館主任学芸員
一澤 圭氏


要旨
 一見すると、何もいないかのようにも見える、地面の下。
 しかしそこには、実に多様な「土壌動物」の世界があります。
写真

土壌動物たち(ミミズやダンゴムシ、ヤスデなど)は、落ち葉や動物の死体、糞など、いわば自然界の“ゴミ”を食べて分解し、植物たちの養分へと再生しています。
こういった生態系の中での土壌動物の役割や、代表的な土壌動物の顔ぶれや生態について紹介します。(一澤 圭)


概要
 土の中にどんな動物が暮らしているのか、名を挙げろと言われたら、アリ、ミミズ、モグラ程度だった。しかし、実際には森林、雑木林、畑、庭園、家の床下など、あらゆる場所に、非常に多くの種と数の土壌動物が生息していることを知った。それらの土壌動物に大型、中型、小型までさまざまあり、お互いに「食う」「食われる」という複雑な関係を形成している。
シーボルトミミズ
(2007年10月11日、日南町船通山、一澤撮影)
写真
 地域の環境や人々の暮らしにとって、土壌動物の果たしている役割は大きく分けると以下の二つが挙げられる。一つは、土壌動物が地表や地中の植物や動物の遺体や排泄物を食べ、分解し、それらが樹木や草・花の栄養源となることである。もう一つは、動物たちが土壌の中にトンネルを掘り、移動することにより土壌を撹乱し、通気性、透水性を保「豊かな」土を作っていることである。
写真
トビズムカデ (2004年8月8日、
鳥取市国府町宮ノ下、一澤撮影)

土壌動物とは、地味な存在だが、なくてはならない生き物であるということが良く分かった。






第3回「環境」談話会

「環境問題」担当:成瀬廉二

2012年3月17日(土)
(1)「雪による災害と環境への寄与」
(2)「南極越冬隊の生活」
話題提供者 NPO法人 氷河・雪氷圏環境研究舎、元南極越冬隊員
成瀬 廉二

概要
   鳥取県では、2010/11年と2011/12年の二冬季続けて大雪だった。とくに、2010年大晦日から翌元日にかけて鳥取県西部に多量の雪が降り、2011年1月1日の米子市の積雪深89センチメートルは、1961年以来観測史上最高であった。また、2011/12年冬季間の毎日の降雪深を合計した量は、鳥取市が3.39メートルにおよび、(昭和)59豪雪(1983/84年)以来の大雪となった。
(大雪の鳥取市内2012年1月24日 成瀬撮影)
写真
 日本列島の日本海側でも両年は概ね豪雪となり、1) 交通 (視程、吹き溜り、スリップ)、2) 住宅(落雪、転落)、3) 雪崩など、雪や氷が原因となって引き起こされる災害が多発した。
写真
(新雪の札幌市内 2011年1月11日 成瀬撮影)

 一方、山地の積雪は天然の貯水池の役割を果たすとともに、降雪は大気を洗浄し、雪や氷は野山や河川に道をつくり、積雪は騒音を吸収し、大地の凍結を防ぐ優れた断熱シートでもある。このように、雪は自然環境をやわらげ、生き物の暮らしを豊かにしているのである。
 第二話として、南極越冬隊の観測、作業、生活などについてスライドにより紹介した。



第2回「環境」談話会

2011年10月22日(土)
「バイオマスエネルギー利用の展望」
話題提供者 鳥取大学名誉教授 河合谷高原の森林復元を考える会
会長 作野 友康

バイオマスエネルギー利用の展望

概要
  大震災と原発事故に見舞われた我が国では、今日バイオマス資源のエネルギー源としての利用が急浮上し、注目されてきた。バイオマス資源としては農林水産系の農業関係(藁、籾殻など)、畜産関係(家畜糞尿など)、林業関係(間伐材、枝葉など)、廃棄物系の林産・水産加工廃棄物、生活廃棄物(生ごみ、廃食油など)、栽培作物系の大豆、とうもろこし、芋類などと多様多岐にわたって存在している。これらの資源のエネルギー源としての変換技術として「熱化学的変換」と「生物化学的変換」がある。そして、変換したエネルギーは「バイオマス発電用」、暖房用や動力用の「バイオマス燃料」、ガス化した「バイオガス」などとして利用される。
 バイオマス発電への利用として木質バイオマス発電で銘建工業(岡山県真庭市)では自社の電力をすべて賄い、さらに売電もしている。そのほか木質バイオマス炭化発電、バイオマスガス化発電なども行われている。また、木質ペレットを用いた冷暖房なども利用設備の充実によって普及しつつある。さらに、最近植物ゴミを使った発電が試みられている。
 動力用のバイオ燃料としてとうもろこし、藁、竹、バガスなどからバイオエタノールを精製して利用する方法が実用化されつつある。また、最新の技術を駆使したバイオエタノールの効率的な製造方法が、国家プロジェクトとして研究され、実用化されようとしている。
 ここに紹介した例はバイオマスエネルギー利用のごく一部にすぎないが、今後さらに多方面にわたってバイオマスのエネルギー利用が拡大して行くであろう。また、そうなることが期待されている。



第1回「環境」談話会

2011年6月21日(火)
「再生可能エネルギーを電力の主役にするために」
話題提供者 (NPO法人)氷河・雪氷圏環境研究舎
代表 成瀬 廉二

 鳥取ユネスコ協会主催の第1回「環境」談話会(一般公開)が、2011年6月21日(火)16:00〜17:20、鳥取さざんか会館にて開催された。この談話会は、広義の環境問題の中で、その時々の社会的関心の高いテーマを選び、話題提供者の講演の後、ユネスコ協会員および一般参加者が話し合い、問題意識を高め、ユネスコ協会の活動に資することを目的としている。
  第1回目は、談話会設立提案者の成瀬廉二会員により、『再生可能エネルギーを電力の主役にするために』と題して話題提供が行われた。その骨子は以下の通りである。

写真
*用瀬町の小水力発電所(別府電化農業協同組合)
最大出力117 kW.

写真
*北栄町の風力発電機.
1基あたり発電設備容量1,500 kW.

 地球温暖化防止のためには化石燃料の消費を削減することが肝要だが、そもそも石油、石炭、天然ガス等は遠くない将来、枯渇に向かうことは確実である。一方“クリーンなエネルギー"との標榜で拡大増設が図られてきた原子力発電は、その安全面で未解決な深刻な問題が多く内在することが露呈した。したがってこれからは、太陽光、風力、中小水力、地熱、バイオマス等、絶えず補充される自然のプロセス由来のエネルギー、すなわち再生可能エネルギー(自然エネルギー)が電力の主役にならなければならない。ヨーロッパや日本の現状を概観し、近い将来の飛躍的な利用拡大の可能性を考えたい。

(「環境問題」担当:成瀬廉二)

                 


教育・文化事業委員会担当研修会(例会)報告

「2006年9月24日(日)に、以下の講演会を鳥取ユネスコ協会主催で実施しました」

講演
「謂われ無き虜囚をかえりみて」
〜シベリア抑留生活50年・日本語を忘れなかった〜
講 師 蜂谷彌三郎 氏


弥三郎

あえて言葉にするなら、この歌が今の私の気持ちです。
立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む 
。。。と、妻久子さんのもとへ帰って来られた。
その陰には、ロシア人の妻クラウディアさんの「人の不幸の上に自分の幸せを築くことなんて出来ない」という、崇高な愛があった。

写真

主 催 ● 鳥取ユネスコ協会
日 時 ● 2006年9月24日(日) 14:00〜16:30
場 所 ● 鳥取市福祉文化会館4F 研修室

プロフィール

写真はちや・やさぶろう : 大正7年滋賀県生まれ。昭和16年に家族と朝鮮半島に渡り陸軍兵器製造所検査員として従事。終戦の翌年、身に覚えの無いスパイ容疑でソ連に連行され、7年間シベリアでの強制労働を強いられる。刑期を終えた後も帰国は許されず、厳しい監視のもとで50年間現地で生活。その間、現地でロシア人のクラウディア ・ レオニードブナさんと結婚。ソ連崩壊後の平成8年に日本の家族の無事が判明、翌年帰国した。その一生を纏めた本に「クラウディア、奇跡の愛」(村尾靖子著)などがある。

 

科学・国際事業委員会担当研修会(例会)報告

「日本ユネスコユーススタディツアーinインド」参加報告会をしました

インドのお話あれこれ
赤木 綾香

2006年8月26日
県民ふれあい会館


演 題

世界を変える「文字」 ― インド ・ 識字の現場から

写真 講師の赤木綾香さんは、ユネスコ青年交流基金によるインドへのツアーで、各地ユネスコ協会の推薦を受けた58名の応募者から選考された20名のうちの一人です。3月26日から14日間と、事前研修(調べ学習のレポート、ツアー中の報告書の作成など)、事後研修(これからのユネスコ活動に向けたディスカションなど)がありました。現在鳥取商業高校の教諭です。

 準備された資料から、次のように書かれていました。
 IT大国と呼ばれ、多くのエンジニアが国内外で活躍するインド。一方で貧困線以下の生活(1日1ドル以下の生活)を強いられている人は人口の5〜6割に上る。インドの識字率は、2002年にUNESCOが発表したものによると、58.0%(男性69.0%、女性46.4%)にすぎない。
 
経済状況に応じて教育格差が生まれ、貧富の差はますます大きくなっている。インドは近年、7%以上の経済成長率で、急速に発展しているが、10億人を超える人口を抱える広大な国なので政府主体の支援が全員に行き届かない。その格差を埋めるため、NGOが大きな役割を果たしている。今回訪問したBIRDSは日本ユネスコ協会と連携し、南インド・カルナータ州で成果をあげている。BIRDS(Belgaum Integrated Rural Development Society)

まず、衣、食、住、宗教、言語を通してインドってどんな国かを話され、次にGokak寺子屋では子供だけでなく、SHG(Self Help Group)−女性のための自立支援も行われていました。識字の重要性を強く感じました。
学ぶということは、自尊心というかけがえのない力を手に入れること。インドは激しい格差社会だが、その格差を埋めるために識字教室は大きなステップ。

写真途中サリーの着方を披露され、識字が命を守ると話されました。又、質疑応答で1999年の旅行でストリートチルドレンに出会い、その懸命に生きる姿に打たれもっと知りたいと思うようになり、デリーのジャワハラネルー大学に留学されたわけを話されました。会員、一般の方合わせて43名の参加があり盛会のうちに終わりました。

後日、日本ユネスコの中国ブロック大会においても報告され、現地からの生の報告に関心が寄せられました。更に赤木さんのような熱意ある意識の高い若者をどのように包み込んでいけるかが今後のユネスコで問われていると報告がありました。

写真





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