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E-mail : tottori@unesco.or.jp

ホームページ :
http://www.unesco.or.jp/tottori/



文化の旅


黄葉の奈義町の自然と文化を巡る
2014年秋
  作野 友康
 今年度の「文化のたび」は国道53号を行き、智頭町の黒尾峠を越えて岡山県奈義町に行きました。
 「那岐山麓山の駅」に到着し、一休みして菩提寺に向かい駐車場からしばらく坂道を登り、法然上人初学の地と言われる由緒ある菩提寺にお参りして阿弥陀堂の大イチョウを見学しました。
 この黄金色に紅葉したイチョウは、法然上人が枝を挿したもので樹齢900年、樹高40メートル、目通り13メートルもあるという見事な巨樹で、イチョウをバックに記念撮影しました。
黄葉の奈義町の自然と文化を巡る1
 なお、奈義町職員のおねえさんが丁寧なガイドをしてくれましたので、菩提寺や大イチョウに纏わる歴史を学ぶことができました。
 山の駅に降りてレストランで昼食「うちの畑のとれとれ弁当」をおいしくいただいた後、隣接する広大な山野草公園を三々五々散策しました。
 晩秋ですので山野草の花々を見ることはできませんでしたが、陽ざしに映える木々の美しい紅葉を楽しむことができました。
 山の駅を出発してすぐ近くにある奈義町現代美術館を見学しました。
 建築家 磯崎新氏のプロジュースのもと3組のアーティストへ作品を依頼し、それぞれ太陽、月、大地の3つの展示室からできている美術館でした。
 さすが現代美術館という感じでユニークな建物の中で展示物も実にユニークでした。
 とても良い天候に恵まれて、歴史と芸術そして晩秋の自然を満喫することのできた文化の旅でした。(参加者38名)

   
                        


秋の蒜山・大山を巡る
2013年秋
  作野 友康
秋の蒜山・大山を巡る1
 2年続いた鳥取から東に向かって行った文化の旅、今年度は西に向かって行く秋の蒜山・大山を巡る旅でしたが、案内は今年も私が務めることになりました。
 例年のように鳥取駅南口を出発して倉吉から関金へ、宝製菓工場で休憩し早速スイーツの試食・購入と甘い一時を過ごして、最初の目的地鳥取大学フィールドサイエンスセンター蒜山教育・研究の森(通称演習林)へ到着しました。

秋の蒜山・大山を巡る2 この施設は鳥取大学学生と教員の森林に関する教育・研究の場であり、私にとっては嘗て年に何度も行った想い出深い場でもありました。
 まず宿泊棟の中で施設の概要説明を受けた後周辺の製材舎やしいたけ栽培ハウスなどの実習設備を見学し、森林に向かいましたが、数百ヘクタールもある森林のほんの入り口までの坂道を登ったところで林内の説明を受けました。
秋の蒜山・大山を巡る3 案内役は現地の若くて元気のいい女性職員さんが明るい笑顔で説明してくれました。
 次にすぐ近くにある「郷原漆器の 館」に行きました。しばらく廃れていた地元の伝統技術「郷原漆器」を復活再興して技術の伝承をされている漆器の製作販売をしている施設で、クリやトチなど地域材をはじめ種々の材のろくろ加工と漆塗り(うるしぬり)加工の様子を見学しました。
 この日はあいにく休館日でしたが再興に尽力された、元鳥取大学技術職員の福富章さんのはからいでスタッフの方にろくろ加工と漆塗りの実演をしていただきました。
秋の蒜山・大山を巡る4 そして、制作された食器など陳列されているすばらしい作品に見とれました。
 午前中の見学を終わって蒜山高原センターに行って昼食をとることになり、素敵なレストランでおいしいお弁当をいただきました。
 また、センター内のおみやげ売り場でみんながショッピングを楽しみ、おもいおもいのおみやげを購入しました。
 午後は蒜山―大山を通って、途中鬼女台(きめんたい)に登って眼下の紅葉を一望して鏡ヶ成に向かいました。
 まだ少し早いようでしたが黄色や紅く色付いたブナやカエデなど沿道の紅葉を眺めながら鏡ヶ成に到着しました。
 かなり冷え込む草原で大山や烏ケ山を眺めながら休憩した後、帰路につき琴浦町方面に降りて9号線を一路鳥取に帰着しました。
 晴天ではなかったのですが、まずまずの天気で参加されたみなさんには楽しんでいただけたのではないでしょうか。
   
                        


 文化のたびに参加して
田中 薫
 文化の旅は、一昨年、河合谷高原のブナ林ときのこを巡る旅に参加したことに始まります。この時は、鳥取に移り住んで3ヶ月、実施日の前々日に繰り上げ滑り込みと言うことで、ツキに恵まれた思いでした。
 車を持たない私にとっては、知らない所に行けて、自然に親しんだり、伝統文化に触れることが出来るこの様な企画は大変魅力です。
 今年も作野先生の案内の下、鳥取大学の演習林や郷原漆器の館の見学の他、蒜山の山並みが眺望できるなど満喫した一日と成りました。
 以下、主だったところを、感想方々。
 演習林では、職員の方から、製材、北山杉の交配、椎茸原木の育成、山の神に対するナタ納めなどの説明を受け、森林内を散策しながら軍馬に係る土塁、大山みちなどを案内して頂いた。雪深い奥里の感じ。
 漆器の館では、ろくろによるお椀作りや漆塗りの実演を拝見。すべて丁寧で根気のいる手作業。正に熟練の技。
 昼食は蒜山高原センターで。こんなところにレジャーランドが有ることにびっくり。私達のみ一室が与えられ、歓談もでき、暫し寛いだ。情報交換やふれあいの場に。
 その後は、スカイラインで紅葉に親しみながら鏡ヶ成展望台へ。残念ながら大山は雲に遮られ望むことが出来なかったが、烏ヶ山が目の前に見え、大いに満足。
 最後に、ユネスコの皆さま、ありがとうございました。そして、次回も魅力ある企画に参加でき、交流が深められることを楽しみにしております。
 


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