減災教育と自然災害発生後の教育支援educationsupportitem

被災地調査隊レポート①「東京から現地へ」

2011.04.11

日本ユネスコ協会連盟では、「東日本大震災 子ども支援」の調査隊を気仙沼市(宮城県)に派遣した。皆さまからいただいた募金を効率的に活用するため、被災状況の把握・調査や、学校支援について教育委員会と話し合った。

■急遽要請あり! 支援物資を購入し、被災地へ
東京から首都高速、東北道に乗り、一関インターチェンジ(岩手県)を経由。気仙沼市までは、約9時間で到着。東北道は一部修復作業中のところもあったが、概ね通行に問題のない状況。通行量も、自衛隊の災害救援車両やトラックが多く見られたが、渋滞はない。懸念したガソリンは東北道のサービスエリアでは 2000円制限であったため、途中ツイッターで情報を確認し、比較的被害が少なかった白石市(宮城県)で唯一、給油制限がないガソリンスタンドで給油を行い、現地を目指した。なお、東京を発つ前に避難所から連絡を受け、寒さが続いているため「靴下を支援して欲しい」また「子どもと大人が読める本も必要」との要請を受け、急遽、都内で物資を購入した。

report3_2011411.jpg■沿岸部は壊滅状態。(気仙沼市の状況)
気仙沼市は地震そのものでは犠牲や損壊が少なかったようだが、その後の津波で甚大な被害を受けている。津波によって、まず漁船・タンカーなどが炎上、横転。流出した燃料にも引火、さらには炎上している船舶が津波によって流されながら、建物をなぎ倒し、その火がまた引火するという状態であったという。この津波で市内沿岸部全域が被害にあっている。特に中心地から車で30分程度の県道26号線の階上(はしがみ)地区~大谷海岸沿いは壊滅的被害、というより、壊滅したというべきで、気仙沼市役所周辺(中心地)が、比較的町らしい原型をとどめているのに対し、本当に「何もない」惨状を見せていた。海岸線の松林と防波堤で、従来なら全く見えないはずの海岸線だが、今では道路から水平線が見渡せる。県道26号だけが通行でき、道沿いには自衛隊トラックが並び、重機によるがれきの撤去(あるいは不明者の捜索)が続いていた。なお市内のいたるところは、地盤沈下や倒壊のため立ち入り禁止地区となっている。炎上して真っ黒な船舶は、今も川や海に放置されている。

(被災地調査隊レポート②に続く)

report_2011411.JPG      report2_2011411.JPG 


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https://www.unesco.or.jp/contents/feature/feature_ct.php?id=183

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