世界寺子屋運動と出会って、気がつけば10年という月日が経っていました。先日、久々にカンボジアを訪れ、当時、お母さんに抱っこされていた女の子と再会しました。15歳になり、しっかりと勉強し、夢に向かって歩んでいる姿は頼もしい限りでした。時間はかかるかもしれないけれど、着実に「学びの輪」が広がっていることを実感しました。国連のSDGsが掲げる「質の高い教育をみんなに」という目標が確実に達成されるためにも、できることを一つ一つ積み上げていきたいと思います。
今年も私なりに協力できることをと思い、カンボジアの寺子屋で学んだ女性たちが作り上げたホテイアオイのカゴバッグと、フォトフレームを販売させていただいています。皆さん、温かなご支援ご協力ありがとうございます。また、カンボジアの皆さんと子どもたちの笑顔に会いにいきたいです。ますます皆さんの笑顔が増えるように、引き続き活動を続けていきたいと思っています。 倉木麻衣みんなでカンボジアに寺子屋を建てよう! プロジェクト
それぞれの「価値観」の相違が人々を対立させ争いの火種となっています。その溝を埋める手立てが「寛容」であるとUNESCOは説いていますが、それを実践するためにはしっかりとした「教育」を受けなくてはその領域に達することはできません。常に教育に重点を置かれ、教育環境に恵まれない国々の子どもたちに手を差し伸べてこられた日本ユネスコ協会の活動に心より賛同し、これからも音楽を通じて協力させて頂きたいと願っています。