世界寺子屋運動terakoyaitem

ネパールで進む寺子屋の活動

2015.01.26
世界遺産ルンビニのあるネパール南西部。ここには世界寺子屋運動で建設された寺子屋が12軒、また、寺子屋活動のトレーニングセンターが1軒あります。
2002年から始まったこの寺子屋プロジェクトも13年目となり、実りの時期を迎えようとしています。

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 その動きの一つが、寺子屋が設置されている村から非識字の人をなくそうというもの。
ネパールでは、政府が2012年から、全国でLINEM(ネパール識字化ミッションプログラム)という非識字根絶プログラムを実施しています。
これに寺子屋独自のカリキュラムを加えて、現在事業実施中の12村に約15,000人いる非識字者(15歳~60歳)を、5年間かけてなくしていこうというのが、私たちのパートナーNGO、NRC-NFE(ネパールノンフォーマル教育リソースセンター)の計画です。
また、小学校を中途退学してしまう子どもたちへの復学クラスを、貧困率が高い地域で重点的に実施し、新しく非識字の人が生まれるのを防ぐ取組みも実施しています。

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 2014-15年はその試みの1年目。私たちはネパールの人たちの取り組みを、じっくり応援していきたいと思います。
[ネパール寺子屋プロジェクトは、旭酒造株式会社(獺祭)、江差ユネスコ協会、SPC Japan、真如苑、電力総連、新潟ユネスコ協会、フォーエバーリビングプロダクツ ジャパン有限会社、盛岡ユネスコ協会と盛岡市内の協力校の皆さま、およびその他の皆さまのご支援を受けています。(敬称略)]

活動を支える・参加するParticipation to support

私たちの活動には、多くの方々にさまざまなかたちでご協力・ご支援をいただいています。
わたしたちの想いに共感してくださる方を、心よりお待ちしております。ひとりひとりの力を未来の力に。

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