世界寺子屋運動terakoyaitem

学校ときどき病院

2011.12.09

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こんにちは。ネパール担当の鴨志田です。

ここは、マドバニ寺子屋。2009年にネパール政府から「ベスト寺子屋」認定を受け、今年3月には世界寺子屋運動広報特使「まなびゲーター」である久保純子さんが訪問した寺子屋です。

  今回はこの寺子屋で実施されている2ヶ月に1度の巡回医療診断(ヘルスキャンプ)をご紹介します。ルンビニにある全12軒の寺子屋で「一杯のスプーン」活動の一環として同様の医療活動を行っています。

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普段は小学生クラスや会議などで使われている寺子屋の教室が、診察室と薬局に早変わり。設備の整った病院のない村では、このような「一日診療所」が地域の人びとに大人気。この日は130人以上が受診し、薬も無料でもらうことができました。

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 担当のマリック先生によると、「風邪、気管支炎、おでき、関節痛などで受診する人が多い」とのこと。家が近い人は5分。遠い人は30分も寺子屋まで歩いてきます。子どもが自分の妹や弟を連れてくることもあります。 

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 「毎月このような診断をしてほしい」と寺子屋に来た人びとから熱い期待を受けている活動です。

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