【U-Smile活動報告】レノファ山口FCを応援しに行こう‼
2025年7月12日、山口県宇部市と日本ユネスコ協会連盟との包括的連携協定(2023年9月)に基づき組成された、官民連携のワーキングチームによる体験企画として、中学生・高校生を対象に「レノファ山口FCを応援しにいこう‼」を実施しました。
この日は、宇部市のホームタウンデーで、ワーキングチームメンバーであるUBE株式会社の冠マッチが開催され、宇部市とUBE株式会社の共催でこの観戦企画が行われました。
参加の中学生・高校生19名は、19時キックオフの徳島ヴォルティス戦に向け、宇部市内に集合。大学生や社会人のボランティアと一緒にレノファ山口FCのチームカラーであるオレンジ色のTシャツに着替え、大型バスで山口市の維新みらいふスタジアムへ向かいました。
観戦をより楽しめるように、バスの中では応援歌の練習や選手紹介を行いました。
スタジアムに到着すると、まずはピッチサイドで入場してくる選手たちとハイタッチ。試合前の練習を間近で見学しました。


至近距離での迫力あるプレーに子どもたちは夢中になり、特に、レノファのファンの子どもたちは、憧れの選手のプレーに大興奮でした。
いよいよ19時、試合が始まりました。日が落ちても気温は高いままでしたが、タオルを振り回し、声を張り上げて全力でレノファを応援しました。

結果は、0-0の引き分け。後半に退場者を出し数的不利となった中でも、選手たちは体を張って粘り強く守り抜きました。勝利はならなかったものの、困難な状況でも諦めずに戦う選手の姿に、子どもたちは満足そうな表情を見せていました。
アンケートには「サッカーをしているので、選手たちのウォーミングアップやパス回し、シュートを参考にしたい」「ピッチに入って選手とハイタッチし、練習を見学できて貴重な体験だった。とても楽しかった。来年も参加したい!」「新しい友達ができた!」といった声が寄せられました。
この企画を通じて、普段なかなか家族や友達と出かける機会を作れない子どもたちにとって、人と関わりや興味の幅を広げる体験になったのではないでしょうか。体験機会の格差が課題とされるなか、このような機会を積み重ねていくことが重要だと感じています。今後も、子どもたちに多様な体験の場を届けていきたいと考えています。
最後に、この企画にご協力くださった宇部市役所とUBE株式会社の皆さまに、心より感謝申し上げます。
また、今後もこうした活動を続けていくためには、皆さまのご理解とご支援が欠かせません。
引き続き、ご協力をお願い申し上げます。