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世界遺産、1092件に!「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」登録!第42回 世界遺産委員会で決定

2018.07.13
世界遺産に登録された長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産の一つ「大浦天主堂」

2018年6月24日~7月4日、第42回世界遺産委員会がバーレーンのマナマで開催されました。本委員会では、日本から申請されていた「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産リストへの「記載」が決定したほか、トルコやイタリアの遺産など、合計19件(文化遺産13件、自然遺産3件、複合遺産3件)が新たに世界遺産リストへ登録され、総数は1092件(文化遺産:845件、自然遺産:209件、複合遺産38件)となりました。

 

また、世界遺産としての価値が危機的な状況にある遺産が登録されている「危機遺産リスト」からは、「ベリーズのバリア・リーフ保護区」(ベリーズ)が危機的な状況を脱したとして解除され、「トゥルカナ湖国立公園群」(ケニア共和国)が新たに危機遺産リストに追加され、合計54件となりました。世界遺産についてもっと知りたい!という方は、「世界遺産年報2018」をご覧ください。

「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の特集や2017年までに登録された世界遺産リストを掲載しています。一般書店からご購入をお願いいたします。(出版元:講談社、価格:1000円・税別) 

      

【注】世界遺産リストへの登録手続き等を行っているのは国連のUNESCOです。UNESCOの日本国内の窓口は、日本ユネスコ国内委員会(文部科学省内)になります。日本国内の世界遺産について、詳しくは、文部科学省、文化庁、環境省、外務省へお問い合わせください。

【参考】

→日本ユネスコ国内委員会はこちら

→文化庁ホームページはこちら

(「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」についての報道発表)

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