プロジェクト未来遺産

2018年度登録

気仙沼港と風待ちの風景 ~歴史的建造物の復興プロジェクト~

(けせんぬまこうと かざまちのふうけい ~れきしてきけんぞうぶつの ふっこうぷろじぇくと~)

活動概要・エリア

「風待ち地区」は、船出に向いた風を待ったことに由来し、多彩な歴史的建造物が残されていたが、東日本大震災でそのほとんどが被災。震災以前から歴史的建造物の保存に向けた活動が行われていたことを背景に、被災した6棟の店舗・住居(国登録有形文化財)を再生させ、地域一帯をミュージアムに見立て、「まちなか美術館」の実施や、所有者等が案内を行う、まち歩き(ヘリテージウォーク)等、再生された文化財群を活用した復興まちづくりが進められている。

フォトギャラリー

代表者

会長 菅原 千栄

東日本大震災の津波で被災した港町・気仙沼の歴史的建造物が、国内外の支援をいただき、10年の年月をかけて復旧復興しました。私たちの活動が、市民の心を励まし、元気づけ、まちの歴史文化を見つめ直す好機にもなったものと思います。プロジェクト未来遺産「気仙沼港と風待ちの風景」は、気仙沼の象徴的な景観として未来に受け継がれていってほしいと願っています。

参加者

50代女性
Tさん

見慣れた普段の町並みや風景を改めて巡り、昔の懐かしい思い出がよみがえる楽しい時間を過ごすことができた。

60代女性
Hさん

文化財の建物の中で美術品の鑑賞や、所有者さんとの会話も弾み楽しい企画だと思った。

活動の主な参加者

まち歩きを楽しむ観光客や市民、文化財の所有者

団体情報

団体名
一般社団法人 気仙沼風待ち復興検討会
団体所在地
〒988-0044 宮城県気仙沼市神山7-6
連絡先
0226-22-3442(事務局 気仙沼市教育委員会生涯学習課内) 
リンク先
気仙沼風待ち復興検討会HP

団体からのメッセージ

国登録文化財や新たな商業施設もあり、潮風かおる風待ち地区をゆっくり散策し、気仙沼を感じていただきたいです。まち歩きなどイベント情報は、随時当会HPでお知らせしていますので、ぜひお越しください。

活動を支える・参加するParticipation to support

私たちの活動には、多くの方々にさまざまなかたちでご協力・ご支援をいただいています。
わたしたちの想いに共感してくださる方を、心よりお待ちしております。ひとりひとりの力を未来の力に。

mail magazine