2025年度登録
日本遺産/国指定天然記念物「琴ヶ浜」鳴砂の保護・保全活動
(にほんいさん くにしていてんねんきねんぶつ ことがはま なりすなのほごほぜんかつどう)
活動概要・エリア
「鳴砂(なりすな)」は、歩くと音が鳴る砂のことで、琴ヶ浜は日本有数の鳴砂浜の一つとして国の天然記念物に指定されている。石英粒を多く含み、外から力が加わると粒子同士が擦り合うことで音が鳴ると言われている。汚れが付着すると鳴らなくなるため、長年にわたる住民たちの清掃活動によって砂浜は綺麗な状態が維持されてきたが、過疎高齢化が進む中、馬路地区の14自治会を統合した自主運営組織として、琴ヶ浜の保全の中心的な役割を担う馬路おこし会が発足した。同会は、積極的に地域内外の学校や企業、団体等の参加を集い、砂浜と周辺河川のマイクロプラスティックの除去やゴミ拾い等の定期的な清掃活動を進め、琴ヶ浜の保全を主軸とした地域振興を目指している。
フォトギャラリー
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代表者の声
馬路おこし会
会長 松浦裕
琴ヶ浜は鳴砂が安定的に供給されること、きれいな浜辺が保たれていることなど「鳴砂浜」の典型として貴重な存在であるとされ、2017年に国の天然記念物、2020年に日本遺産に認定されました。この度、2025年「プロジェクト未来遺産」に登録されましたが、これからも馬路おこし会が中心となり琴ヶ浜や周辺の環境保護・保全活動を継続する事により、子どもたちの未来に「鳴砂浜」を継承して行きたいと考えています。
参加者の声
16才高校生
N.Wさん
夏はビーチバレーで砂浜を使うので、定期的にきれいにしたいと思った。地域の宝を大切にしたい(2/12 島根日日新聞)
18歳高校生
F.Aさん
海に来た人がけがをしかねない危険なゴミもあった、きれいにできて良かった。(山陰中央新報)
活動の主な参加者
地域の小・中学生、地元高校生、地元企業・団体、地域住民、馬路おこし会
団体情報
- 団体名
- 馬路おこし会
- 団体所在地
- 島根県大田市仁摩町馬路831-6 馬路まちづくりセンター
- 連絡先
- 0854-88-9070 / 080-2344-8357
- リンク先
- 馬路おこし会公式ホームページ
- SNS
- Youtube
















