宮城県山元町立山下第二小学校より御礼のメッセージが届きました
日本ユネスコ協会連盟は、東日本大震災で被災した学校の要望に応じた支援を行っています。このたび、学用品を支援した宮城県山元町立山下第二小学校より写真とメッセージが届きましたのでご紹介します。
「春の訪れが待たれる今日この頃ですが、皆さまにおかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
未曾有の東日本大震災からまもなく一年となります。
この間、皆さまより山下第二小学校の子どもたちのために、たくさんの心温まるメッセージや学用品、日用生活品などの物資をご提供をいただきました。深く感謝申し上げます。
何もかも無くしてしまった子どもたちは、鉛筆一本、ノート一冊にもありがたみを感じ喜んでおりました。
十分ではない環境の中でも再開できた学校生活の中で、そのひとつひとつを使わせていただき、学習できる喜びを味わっております。教室や校庭には子どもたちの遊び回る姿や、笑い声など、子どもたちらしい姿がずいぶんと戻ってきています。
皆様方のますますのご健勝をお祈りしつつ、山下第二小学校も復興に向け「笑顔で前向きに!」を合い言葉に進んでいこうと思っております。
今後ともよろしくお願い申し上げ、とりあえずの御礼とさせていただきます。」
宮城県山元町立山下第二小学校
校長 渡辺 孝男
これまで当協会連盟は、主に学校への支援活動に取り組んでまいりましたが、現在は被災地のニーズの高い奨学金支援活動に取り組んでいます。
皆さまからの「東日本大震災 子ども支援募金」へのご寄附は、「ユネスコ協会就学支援 奨学金」として経済的に困難な家庭の子どもたちを直接支援させていただきます。引き続き、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。