2011年3月11日の東日本大震災の発生後、私たちは、世界中から多くの励ましのメッセージを受け取りました。しかしその後、タイ国とカンボジア国では、同じ年の8月から10月に来襲した4つの台風のため未曾有の洪水に見舞われました。この洪水によりタイでは500人以上、カンボジアでは250人以上もの人が亡くなり、被災した人はタイでは約290万人、カンボジアでは約150万人に達しています。

日本ユネスコ協会連盟では、昨年末より全国のユネスコ協会やユネスコスクールを通じて、タイとカンボジアの人へ向けた励ましのメッセージを募集しました。2012年2月27日現在までに、全国のユネスコ協会とユネスコスクールから、952通もの励ましのメッセージを頂きました。ご協力ありがとうございました。

皆さまからお送りいただいたメッセージは、タイでは教育省国際理解センターを通じ、カンボジアでは当協会連盟カンボジア事務所を通じ、被災した学校に手渡される予定です。