世界寺子屋運動terakoyaitem

~アフガン難民の子ども支援募金~アフガンの子どもたちは今

2012.12.04

30年以上の戦乱により、世界で最低の教育水準と貧困に苦しんでいるアフガニスタン。国の復興に向けて、読み書きできる人々を増やし、生活を良くしていくための教育を必要としています。日本ユネスコ協会連盟では、2002年より、すべてのアフガニスタンの人々に無償の学びの場を作る「世界寺子屋運動」を行っていますが、課題は山積しています。

そんな中、カブール市内で難民生活をしている人びと、特に子どもたちの状況は深刻です。厳しい冬がやってきて、子どもたちは命の危険にさらされています。現在、わたしたちは子どもたちの命を救うために、「アフガン難民の子ども支援募金」を実施しています。
現地から難民の子どもたちの様子が届きましたのでお伝えします。

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難民キャンプで生活する子どもたち↑

カブール市内の難民キャンプでは、飲み水が不足し、トイレもなく、衛生状態は最悪です。子どもたちは充分な食事がとれないために栄養不足で、住まいはテントか泥づくりの家で暖房もなく、病気にかかりやすい状態です。

日に日に寒くなっているカブール市内では、現在、夜間は0度近くまで下がってきました。難民キャンプのテントは、カブールの冬の寒さをしのぐのに十分なものではありません。「夜間の冷たい風で、子どもたちが眠りにつけないんです。」キャンプに住む父親はそう語ります。また、別のキャンプに住む2人の子どもをもつ母親も「夜、子どもたちが寒さに震えています。」と訴えます。
難民キャンプに住む家族に、いくつか質問をしたところ、「水浴びは、夏でも10日に1回。冬だと、15~20日に1回くらい。洋服を替えるのも同じくらいの頻度です。」との答えが返ってきました。特にトイレやお風呂の不足は衛生上大きな問題です。

↓子どもたちが食べているのは、「パン」のみ

afganfood_20121204.JPG食事もそのときどきに手に入る食べ物を食べながらの生活です。1日に1・2回、それもパンと紅茶だけというメニューです。その食事が朝食だろうと夕食であろうと、メニューはほとんど変わりません。日によっては、パンが手に入らないことすらあります。キャンプの住人は「子どもたちに食べさせてあげる十分な食料がないんです。」と話します。

また、教育については、子どもたちは政府による識字クラスや小学校に通うことができるそうですが、空腹のあまり授業どころではない子どもたちが多いのが現実です。

afganfoodpack_20121204.JPG子どもたちは、寒さから十分な睡眠をとることができず、また食べ物がないため体力がありません。教室に座って授業を受けることができないほどの衰弱、日本人にはなかなか想像ができませんが、これが難民キャンプに住むアフガンの子どもたちの現実です。政府の学校があっても、その学校に行けないのが現状なのです。現在、「アフガン難民の子ども支援募金」で3つの難民キャンプの子どもたち約200人を支援しています。支援パッケージは、ビスケットや米、砂糖、粉ミルクなど少しでも栄養を取るための食料(写真右)と防寒具などです。

私たちはこの冬、何とか1000人の子どもたちの命を守りたいと思います。カブールに本格的な冬が訪れる前に、少しでも多くの子どもたちが元気に寒い冬を越せるよう、皆さまのご協力を宜しくお願いいたします。

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  • 募金先:世界寺子屋運動 ※「お申し込みにあたってのご要望」欄に、「アフガン子ども」とご記載ください。

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