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ピースビルディング・ユース・プログラム(PYP)2025年度第1回オンラインセッション実施報告

2026.01.13

日本ユネスコ協会連盟は、全国のユースとともに平和を「自分ごと」として捉え、対話と行動につなげていく新たなプログラム「ピースビルディング・ユース・プログラム(PYP)」をスタートしました。
2025年12月に第1回オンラインセッションを開催しましたので、当日の様子を報告します。


■第1回オンラインセッション 実施報告
テーマ:私たちにとっての平和とは ― 過去からの気づきと学び ―」

はじめにPYPの趣旨や全体像を共有し、その後、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)・金本弘さんによる被爆体験の講話を聞きました。講話を通じて、参加者一人ひとりが「平和とは何か」を深く見つめ直す時間となりました。

そして講話を踏まえて、事前課題をもとに個人ワークとグループワークを行い、参加者それぞれの経験や思いを言葉にしながら、多様な価値観に触れる対話が広がりました。

金本さん(写真右)からは、自身の被爆体験や被団協での活動、ノーベル平和賞受賞時のエピソード、平和への思いなど、当事者ならではの貴重なお話を伺った。

  

後半は、今後のプログラムの軸となる6つの現代社会の課題をテーマに、グループに分かれてのディスカッションを行いました。

【6つのテーマ】

● 教育でつなぐ平和― 歴史の共有から地球市民へ ―

構造的暴力の視点から日本社会における「生き方の選択肢」を考える

科学技術と戦争:倫理・責任・そして平和

インクルーシブビジネス― 誰も取り残さない経済 ―

核の二面性― 原発事故から考える、平和・エネルギー・未来の責任 ―

● 「食文化」から考える「平和」とは

後半のグループワークの様子           

それぞれのグループでは、参加者自身の関心や問題意識をもとに、問いを深め、対話を重ねながら、今後のアクションにつなげていきます。

実行委員長・笹島さんのコメント

「PYPは、誰かから答えをもらう場ではなく、自分たちで問いを立て、仲間と一緒に考え、行動につなげていくプログラムです。今回のオンラインセッションは、その第一歩として、参加者一人ひとりが“自分にとっての平和”を見つめ直す大切な時間になりました。ここから生まれる対話やアクションを、これからも一緒につくっていきたいです。」

■ピースビルディング・ユース・プログラム(PYP)について

本プログラムは、大学生を中心とした学生のみで構成される実行委員会が企画・運営を担っています。
今回のオンラインセッションは、18歳から35歳までの学生・社会人を対象とし、全国から多数の応募が寄せられました。ユネスコ協会・クラブ関係者に限らず、教育関係者、企業出身、国際協力に関心を持つ方など、さまざまなバックグラウンドを持つユースが参加しました。

PYPは、異なる立場や経験をもつ参加者同士が対話を重ねることで、「平和」を抽象的な理想ではなく、自分自身の生き方や社会との関わりとして捉え直していくことが、大きな特徴です。

今回のオンラインセッションを入口として、今後はテーマ別の分科会や対面合宿を通じて、ユース自身によるアクションプランづくりへとつなげていく予定です。

■最新情報はPYP公式Instagramで発信中!

ピースビルディング・ユース・プログラム(PYP)では、セッションの様子や実行委員・参加者の声、次回募集のご案内などを公式Instagramで随時発信しています。

PYPは、ユース自身が対話と協働を通して「次の時代の平和」をつくっていくプログラムです。ぜひフォローして、これから生まれていくユースの挑戦と物語を一緒に見守ってください。

日本ユネスコ協会連盟PYP実行委員会【公式】 (@nfuaj_pyp_official) • Instagram photos and videos

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