東日本大震災子ども支援募金「ユネスコ協会就学支援奨学金」scholarship

ジョルジオ・アルマーニ氏 「ユネスコ協会就学支援奨学金」に協力

2011.08.01

日本ユネスコ協会連盟では、「東日本大震災子ども支援」の一環として本年9月中旬より開始予定の「ユネスコ協会就学支援奨学金」事業に対し、イタリアを代表するファッションデザイナー、ジョルジオ・アルマーニ氏並びに、アルマーニグループにご協力いただくことが決定いたしました。


この奨学金事業は、東日本大震災で家屋流出・全壊及び原発による退避等により、著しく家庭の経済状況が悪化したために就学困難となった岩手県・宮城県の小学校、中学校に在籍する児童・生徒に対して3年間の就学支援を行うものです。奨学金の給付を受ける児童・生徒は「ユネスコ協会就学支援 – ジョルジオ アルマーニ奨学生-」として、勉学を続けてまいります。


日本ユネスコ協会連盟では、今回のジョルジオ・アルマーニ氏並びに、アルマーニグループのご協力に対し、深く感謝を申し上げるとともに、このような支援の輪が広がり、被災した子どもたちが、普段どおりの学びを取り戻せるよう活動していきます。


なお、今回のご協力に先立ち、アルマーニ氏は以下のようなコメントを寄せています。(英文は巻末記載)

ジョルジオ アルマーニは、2011/2012秋冬プリヴェ コレクションを日本に捧げます。ジョルジオ・アルマーニのデザインワークは、たびたび日本をインスピレーションの源としてきました。この国がつちかってきた魅力的な文化と洗練された美意識を愛してやまないジョルジオ・アルマーニもまた、長い歴史に根ざした日本人の気概と沈着さに大きな敬意を払っています。
3月の地震が引き起こした悲惨な大災害の状況に深く心を痛めたジョルジオ・アルマーニは、2011/2012秋冬のジョルジオ アルマーニ プリヴェ クチュール コレクションを日本に捧げることとしました。
またアルマーニグループは、今回の大震災で被害を受けた学校や子どもたちへの教育支援活動を展開する日本ユネスコ協会連盟と手を携え、被災地の子どもたちの就学を3年間に渡って支援する大規模な活動を展開しますが、「日本へのオマージュ」は、そうした活動のクリエイティブ面での頂点をなすものです。


当協会連盟では、子どもの学費(給食費や遠足代含む)を心配する親御さんも多いため、子どもへの支援のみならず、被災した保護者への応援としても、この奨学金事業を実施します。また当後協会連盟では、今後、就学困難な児童・生徒が多いため、本事業への募金協力を広く募っていく予定です。(詳細は後日HPにて公開いたします)


■Giorgio Armani

Giorgio Armani devotes 2011/2012 autumn-winter collection prive to Japan.

Giorgio Armani’s work has often drawn inspiration from Japan. A great admirer of the captivating culture and the refined sense of aesthetics of this country, he also has always held the Japanese in high regard for their deep-rooted courage and composure.

Having been profoundly moved by the tragic events unleashed by the earthquake last March, the Italian designer has decided to dedicate his Giorgio Armani Privé couture collection for autumn/winter to Japan.

“Hommage au Japon” is the creative gesture that marks the culmination of the important and significant aid that Giorgio Armani has extended to the “UNESCO Association Scholarship for 3.11 Disaster Stricken Children and Students – Giorgio Armani Sponsored Scholarship -” to support a 3-year scholarship program for children whose families have been affected by the disaster.

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